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2010年01月22日18:17

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少しワンダーな小さなトリップ

ゲシュタルト崩壊とは「全体性を失って、個別のみが認識される現象」です。知ってるはずの漢字をその部首ごとにバラバラに認識してしまい「この漢字って本当にこういう構造だったっけ?」と疑心暗鬼になってしまうのも、この現象の一種です。慣れてくると、ちょっとしたコツでこの現象をいくらか制御できるようになります。
私はときどき風景をゲシュタルト崩壊させます。知っているはずの風景なのに違和感を覚えます。もともと詳しくない場所ならなおさらで、まるで旅行しているか異界に迷いこんだかのような錯覚を味わえます。これがなかなか愉しいです。

今日は時間が空いたので、あまり詳しくない「異界」を堪能してきました。具体的には、古淵から渕野辺の間で横浜線と16号の間のエリアです。普段はこのエリアにはめったに来ることありません(というかこの道を歩くのは初めてかも?)。
歩いていると、鳥居を見かけました。どうやら稲荷神社らしいです。せっかくなので参拝しようと近づいてみると、なぜか不思議なことにその場でトリップ強制終了です。自分がいるエリアを脳内ナビで再確認してしまいました。

この神社には「呼ばわり山」があります。「山」と言いましても実際は、人が土を積み上げた7mほどの小さな丘です。ずっと昔に相模原が広大な原野であった頃、この丘の上で篝火を焚いたり鐘や太鼓を叩いたりして、迷子になる人を導いたそうです。

どうやら、ここで迷子になるのは許されないらしいです(笑)。必然だったにせよ偶然だったにせよ、これはこれで愉しい経験でした。
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