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2010年01月16日10:57

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Pete Townshend Interview

TommyのDisc 2

46分28秒〜47分36秒
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麻薬の中毒になり正気を失った女王だ

異常に見える

これも現在の概念は違う

売春にせよ 買春にせよ 当事者の責任が一番重いけど

同時に被害者だ

加害者であると同時に被害者でもある

その両方を経験する事で人はサバイバーになれるはずだ

つまり俺は気づいたんだ

“トミー”の中でも重要なこれらのシーンを見た時に

社会で生き残る事が何より大切だという事を

日々を生き抜き威厳と自尊心を持つ事も

今でも悲しいのは 俺の身に起きた事が

世間でも一般的で多くの人が似た経験をしていた事だ

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49分44秒〜52分55秒
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自宅に戻った時 心に傷を受けたと気づいた

今は本当によくある話だ

男に多いが女でもいる

女の方が困難への防衛本能が強い

子供を産むからだ

男は子供を作れても産む事はできない

捨てられる子供がいる現実が俺には苦痛なんだ

そのせいで異常な感情が生まれる

必要以上に人を助けたり イヤでも“イエス”と言ったり

人と親密になる事が怖かったり

いくら色々与えても 何も返さず捨てられる不安

“トミー”もそうだけど 他の作品でも芯にあるのは

ずいぶん妙な話だがブルースなんだ

60年代のイギリスのバンドの少しだけR&B風味の音楽だ

(中略)

誰かを信頼し身を任せたら捨てられる不安を歌い

音楽を通して 捨てられる事への恐怖や

社会や好きな人に見放される不安に立ち向かっている

それに

“トミー”は単なるトミーの物語ではない

ある意味でプロセスも描いている

話の最初と中間と最後に

アーティストが救世主になり その後 堕落するシーンがある

それは避けられない事だ

鏡を見ると映るのは自分自身の姿だ

他の誰かではなく 同じ自分の顔をしてる

つまり 今になって“トミー”を見ると

当時とは違うものが見える

この映画を作る前は

“ライフハウス”の制作に取り組んでいて

インターネットのような仕組みを当時 想像して

今の世の中を予想していた

特に弱い立場の人について

援助や友情が必要な人や孤立した人は

普通なら音楽やダンスに救いを求める

酒や麻薬や強盗もあるかも

自分自身を見つけるために没頭するんだ

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「2004年2月10日収録」とのこと


Peteの感じていることを俺も感じるから俺は“トミー”が大好きなんだぴかぴか(新しい)



Tommy[2010年01月11日]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1386527101&owner_id=7106525
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