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2008年03月05日18:51

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信玄vs謙信

 昨日の日記の続きです。
 2月24日のYSGAの例会では相手の方の都合で18時すぎに "Ukrine'43" は終了になりました。
 私はまだ時間があったので会場に残っていたのですが、そこで見学の方と対戦することになりました。
 予定になかった対戦となると、私の場合は「困った時の『信玄vs謙信』」です。メジャーなテーマ(第四次川中島。ことに昨年は大河ドラマが『風林火山』でした)と直感的で少ないルール、双方ともサイコロを振り合う熱い展開で、こういう時は頼りになるゲームです。

 というわけで、YSGAのブログにはこちらから、どうぞ。
 画像が1枚きりですが。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/21434/2605316#2605316

 相手の方は出戻りでなくて、新しくシミュレーションゲームを始められたそうです。珍しいですね。
 陣営を選んでもらったところ武田とのことだったので、私が上杉を担当することになりました。いつもは武田なのでちょっと勝手が違いますが、このゲームの場合は細かいことは気にしないのが一番です。

 第一ターン、武田の最初の援軍は上杉の後方に出現します。
 うまく動けば背後を衝けるけれど、迂闊に出ると殲滅される微妙な位置です。
 上杉としては、結局、この軍には数部隊を差し向けました。
 兵力の逐次投入になりかねない判断でしたが、結果としてこの小部隊で援軍すべて拘束することに成功しました。

 相手の方はこのゲームが初めてということなので、いちおうおおまかな流れを説明してゲームを開始したのですが(私もそこまでゲームに勝ちたいわけではありません)、とてもアグレッシヴな武田軍で最初から壮絶な殴り合いになりました。
 序盤はむしろ、上杉の損害の方が多かったぐらいです(実はけっこうよくある展開ですが)。

 しかし、数の優位に押されて次弟・信繁、長男・義信、軍師・勘助、その他にも多くの側近たちが次々に討ち取られていきました。
 このゲーム、とにかく攻撃してサイコロで1を出せば勝てるといえば勝てるのですが、そうそう出せるはずもなく、やはり全体としてはいかにして勝つための形を作るかが重要です。

 ターンが進むにつれて武田の援軍が続々と登場しますが、戦場に到着するにはそれぞれ少しずつラグがあります。
 一方、中盤から優位に立った上杉も決定打を欠き、サドンデスには持ちこめません。時間は武田の味方です。
 終盤、ついに待ち伏せ部隊が数ユニットを残してほぼ全滅した武田は、信玄を単騎撤退させます。
 援軍との連絡は確立されていませんでしたが、あえて敵中を突破させる手はあったと思います。
 しかし、選んだ方向はその反対側でした。

 それまで対戦とはいえ、できるだけ助言していました。しかし、この展開はあまりに予想を超えており、その先を見てみたい誘惑に勝てませんでした。
 大胆な手でしたが、捕捉されてしまいます。
 最終の第6ターンには謙信を含めた6人の武将に包囲され袋叩きにあいましたが、恐ろしいことに信玄は汗ひとつかかずにすべて跳ね返したのでした(すべての攻撃が効果なし−「疲労」すらなし)。

 結局、ゲーム終了までに除去したユニットを比較して勝敗を判定し、上杉の勝利となりました。
 しかし、サドンデスで終わることも多いゲームが、ぶっ通しで殴りあって最終ターンにもつれこんだわけですから、除去ユニットは盤外に山と積み上げられるありさまでして、武田・上杉とも人的損失は甚だしく、数年を経ずして北条に併合されるであろうというのがその場の結論でした。

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