本日、夜勤明けでフラフラの体だったが、治験の仕事で病院に行ってきた。フゲフゲしながら診察室で座っていると担当の女医さんが何やらテンションが高い。
女医「あの〜・・・森嶋さん、昨日テレビ出てました?」
我輩「(ゲゲッ!昨日OAされてたのか!?)見ました?」
女医「似てる人が出てるな〜と・・・あれ、森嶋さんですよね?」
我輩「昨日は夜勤で見て無いけどたぶん、それ俺です。」
女医「すごいじゃないですかぁぁぁ!!」
我輩「いえ、すごかったら夜勤で働いてません。」
女医「・・・!!」
女医「今度はいつ出るんですかあ?」
我輩「一番早くて9月のドラマにちびっと出ます」
女医「すごいじゃないですかぁぁぁ!!」
我輩「ですから、本当にすごかったら夜勤して働いてまっせん。」
女医「・・・!!」
女医「でもこれからバンバンテレビなんか出ちゃったりして話もしてくれなく
なったりして!」
我輩は以前カルテに「売れない俳優なんだってさ!」と書かれていた事を思い出し呟いた。(6月6日「切り刻まれた心」日記参照)
我輩「いえいえ、俺は本当に売れない俳優ですから・・・」
女医「!!」
二人「アハ、アハハ・・・」
ぎこちない笑いが診察室を包み込み、我輩は涙を拭いサッサと病院を後にしました。
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