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2024年03月02日18:06

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【Sea Salt & Paper】 ブルーノ・カタラ & テオ・リヴィエア 【シーソルト&ペーパー】

拡張である塩分追加パックを入れた方が明らかに選択肢が増えて面白いです。相手の手札から1枚を奪い取る効果がある為、BGGでは適正人数が2人となっていますが、トップを抑える戦略として用いれば3人でも充分に面白いと思います。セットコレクション系であり、各カードに効果を表すアイコンがあるので覚えなければならない事は幾つかありますが、直ぐに呑み込めると思います。手返しが良くて延々と遊べるし、ラウンド終了時における、リスクを負って高得点を目指す選択肢もあって、そのちょっとしたアイデアが絶妙に効いていると思います。カードの構成は、効果を発動するペアカードと、同色のカードの枚数分の得点を得られる人魚カードと、枚数分の得点が得られるコレクターカードと、ある特定のアイコンを持つカードが得点となるポイント倍増カードの4種類となっています。先述の様にカード毎に色分けされていたり、人魚カードを4枚集めると即座に勝利が確定する小技も効いており、2023年度のアラカルト・カードゲーム賞の受賞作品です。

カード枚数、58枚
プレイ人数、2〜4人
プレイ時間、30分
対象年齢、8歳以上


【おまけ】
フォト
【Head-to-Head Poker】 ライナー・クニツィア 【タイマンポーカー】

クニツィアの二人用のカードゲームには、バトルライン、ロストシティ、アンギャルドといった名作が既にあるので、トランプがあれば遊べてしまう二人用のタイマンポーカーは今更感がありました。この作品は一度は製品化された様ですが、現在では、ライナー・クニツィア 『ブレイジング・エース! ―西部開拓のトランプゲーム集―』 (竹田原裕介 訳) スモール出版 の巻末に、日本語版のボーナストラックとしてルールが収録されているだけです。それに運要素の強いゲームではあるので、BGGのランキングではかなりの低評価となります。それなのに…この余りにも気持の良いプレイ感は格別ですね。勝敗のルールはポーカーそのものなので難しい所はなくて、又クニツィアに特有のプレイング時のキツキツ感が丸でないので、ジレンマ自体を純粋に楽しむ事が出来ます。それにカードの出し方にはバリエーションがあり、しかもそれをダイスを振って決めるという秀逸さで(ディーラーが決めても可)、リプレイ性も抜群です。ベッドありなしどちらも面白い!

カード枚数、52枚
プレイ人数、2人
プレイ時間、30分
対象年齢、10歳以上
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