【日記】ロミオの青い空

そうそう、最近は相方と「ロミオの青い空」を少しづつ観ているのですわ
現在、Amazonプライム・ビデオで見放題ですからね！
いやあ…便利な世の中になったもんですな…サブスク助かる…

1995年のテレビアニメですが、私はリアルタイム時に観ていて
相方は観ていなかったので、じゃあ、ちょうどいいってことで
私の思い出リバイバルと、相方のロミオ初見の体験を始めました。

まず「ロミオの青い空」は日常芝居のアニメーション作画が神がかってる
今、こんな丁寧な芝居できるテレビアニメそうそう無いんじゃないかな…
これもロストテクノロジーになりそうな感じがしますね…

そして正味２０数分の尺の中で情報量がハンパじゃない
とにかく物語がドンドン進んでいく、かと言って見づらいわけではなく
話に置いていかれるわけではなく、怒涛のドラマチック展開にもついていけるよう
スルッと見やすく作られた構成の妙があります

登場人物たちの心情を伝える、セリフや仕草、芝居の表現力…
改めてすごいアニメだ…と思いました。


幼なじみのアニタにキスをせがまれるロミオ
ロミオはアニタのことを大切な友人とは思っているはずですが
ハッキリした恋愛感情を持ってるわけではありません
ですが、この後、ロミオはアニタにキスをしようとします
これは、恋愛感情ではなく、あきらかに「施し」のキスです。
（ピッコロというオコジョに邪魔されて未遂に終わりますが）

このシーンでロミオは「相手に求められたら、施しをする」という
第１話にして、ロミオとは、どんな子なのか？という
「ロミオらしさ」が描かれた印象的なシーンです。

ロミオ…求められたら、しちゃうんだね…（意味深）
へえ〜………ほ〜ん……………


「ロミオの青い空」第２話

畑が焼かれ、ナーバスになっていたロミオは、お父さんとケンカして家出します
その先で、父は実の親ではないことを知ってしまいます（怒涛の展開）
しかし、母から両親と自分の過去のエピソードを聞かされることで
ロミオは確かに愛されていることを自覚するシーンは胸が熱くなります。

正直、ロミオと父が血の繋がりが無い設定は必要あったか？と思いましたが
おそらく作品のテーマの１つに「血のつながりとも違う絆」があるんだろうな…
それは今後の展開も含めて一貫しているのかな…と思いました

家族の生活のため、お金のために「ロミオを売れ」と迫る人買いに対して
ロミオは売らない！と断固拒否するロミオのお父さん、実に人間愛を感じます
でも、お父さんが倒れて次回に続く〜！？
いそがしい！