べムスターに敗北したタロウは姿を消した。
絶望する子供たちの前で、3つの敗者が立ち上がる。
光太郎、海野、そしてZATだ。
光太郎は怪我を押して戦線に復帰し、海野は怪獣に飛び移る特訓を続ける。
言葉ではなく、その姿から、子供たちは何かを学び取る。
そしてZATは、上野がベムスターの腹に高エネルギー爆弾を食わせる作戦を思いつき、北島が必死に爆弾の開発に当たる。
再来したベムスターは、頭に飛び移った海野にナイフで目を刺され、さらにZATが開発した高エネルギー爆弾を腹に撃ち込まれて苦戦。
焦ったヤプールは援護でサボテンダーを送り込む。
ベムスターを突き飛ばし(笑)、海野を襲うサボテンダーの前で、タロウ 、変身!
するとヤプールは、今度はベロクロンを援護に出します。
いや一度に出せよと思うんですが(笑)
これは当時の子供には、嬉しいサービスだったでしょうね。
しかもなんと、ZATのスカイホエールが、単体でベロクロンを撃破!
サボテンダーはタロウのストリウム光線で倒され、海野にしつこく目を刺され続けるベムスターは、タロウの指示で、ホエールが発射した二発目のエネルギー爆弾の前に倒れます。
この展開、子供の時に不思議でしたが、ZATがベロクロンを倒すのは、前編の「タロウがいればZATはいらないんだ」という発言への。
ベムスターを倒すのは、同じく前編で、ZATステーションをやられた荒垣副隊長の「ベムスターは、我々ZATが倒さねばならぬ」という発言の、伏線回収だったんですね。
ゲストキャラクター海野のインパクトが有名な回ですが、ZATの面々の活躍も印象深い回です。
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