帰路は乗り継ぎもありドーハで一泊。ドーハ空港はドバイと並ぶ中東のハブ空港。フライト案内板を見ると凄い便数。世界各地から深夜に集中して飛来し、乗換えて目的地へ散っていくのがハブ。
カタール航空の広い空港ラウンジにはシャワー室と仮眠室があり、便遅延もあって体験してみた。ホテルのようで快適。騒音問題抱える日本の空港はフライト門限時間があって競争できずで心配。
そんなドーハは産油国カタールの首都。2022年WCが開催された都市。多数のサッカースタジアムはアジア外国人労働者に頼ったので、住民はカタール人よりも外国人の方が圧倒的に多いそう。
午後からバスで市内観光。その前に5つ星ホテルのプールサイドでひと泳ぎ。外気温はなんと47℃。乾燥で暑くは感じないが陽射しはジリジリ。砂漠の夕暮れのスタジアム見学時は涼しかった。
観光ルートは、➀砂漠のバラを模した博物館、��高層ビル街を対岸に見るイスラム美術館、�Ｄ狭盖薀泪鵐轡腑鶻�ThePearl、��WC決勝戦スタジアム、�シ抻，離薀�ダ牧場、�Ε后璽�の夜市。
車窓で見るのは様々な形状したホテルや公共建物。新進建築家がオーナーに媚びて奇を衒った形状にするのか余りにも作為的。ただビジネスするには活気があって、動くお金も桁外れで面白そう。
ドーハの感想：時々旅するのは刺激があり面白いが、元々過酷な砂漠の風土で住みたいとは思わず。都市計画で道路交通も整然としているが余りに近未来人工的だし、成金趣味が露呈し鼻に付く。
他方チュニジアはオリーブと観光だけの貧しい農業国。地球温暖化で緑が減った岩石砂漠の風土は厳しい。海沿いは緑があって美しいが、国中全体が緑に覆われた盛時のチュニジアを見たかった。
台風地震に火山と自然災害も多い日本。でも湿潤で美しい緑に覆われ長い文化歴史を持つ日本に生まれて良かった。今回北アフリカと中近東を訪ねて、日本の風土を見直す切っ掛けになりました。
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