mixiユーザー(id:555665)

2023年06月08日00:05

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逃げない心

3歳児の反抗期が凄い。何もかも嫌がる。

・ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

予告の時点では平凡なファンタジーそのものっぽくてスルーしていたが公開後の異常な高評価に当てられ鑑賞。
世界一有名なTRPGを原作としたベーシックな剣と魔法の世界で悪い魔法使いの野望を砕く超王道ストーリーだがコメディタッチながら軽すぎず重すぎないストーリー、サブタイトルどおり「失敗したら次に行けばいい、続けている限り失敗ではない」という落ちこぼれ、アウトローたちへのエール、複雑ではないがしっかり張られた伏線と回収、ファンタジー世界をフルに生かした「活劇」というに相応しい冒険に次ぐ冒険とチェイスとバトル、敵味方含めて個性的で魅力的なキャラ、ハイレベルなCGと工夫のある撮影手法で表現された魔法やモンスターたちの豊富さ、子供から大人までガッツリ笑えるギャグ、ちょっとだけ悪趣味なジャンプスケアにケレン味とどこもかしこも真っ当に隙がない。134分とそこそこ長尺ながら次々に切り替わる舞台で飽きさせず、「エンディングまであっという間」ではなく「まだ食べさせてくれるの?全然入るよ、美味しいから!」と最後までワクワクがダレない圧倒的な娯楽性の高さとまさかの感動。何一つ文句のない吹き替え声優陣も素晴らしい。
欠点らしい欠点のない100点の傑作、あえて粗探しするなら、モンスターとの正面切った対決がほとんどない(VS人間が多い)ことと、終盤のホルガがガッツリお母さんしすぎてて本妻の立ち位置がちょっと揺らいでる、くらいかな。

・水怪 ウォーター・モンスター

シンプルでベタなストーリーとスピード感溢れる殺戮とバトル!
かつて親を殺された青年を中心とした村の若者たちが命懸けで討伐に挑む、人間の頭を齧り食う凶悪な水棲モンスター、無数のモリや罠を身体をギュルギュルくねらせ壁や天井をも走り抜け犠牲者に襲いかかる怪物と、超人でも達人でもない青年団の泥臭さにがむしゃらさ、その中で一人だけ怪物に負けない体捌きを見せる主人公とのアクロバティックなワイヤーアクションがたいへん楽しい。首がもげ血煙舞うフェイタリティも豊富で、圧倒的な強さの怪物に傷つき多大な犠牲を払いながらも徐々にダメージを蓄積させ追いつめていく熱さも手に汗を握らずにいられない。
ストーリー性はなくともドラマはしっかりしており、仲間たちとの友情、怪物に怯え水神様と崇めていた村人たちが立ち上がる姿から始まる最終決戦はテンション上がりっぱなし。
わずか80分にギュギュっと魅力が濃縮されたB級バイオレンスアクションの秀作。
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