仕事終わりに『アイカツ! 10th STORY』を見てきまちた。
「あの、初代ヒロインの、星宮いちご達が卒業する」と言われても。
放送終了は七年前だし、3年前の『アイカツオンパレード!』にも出てたし……。
今さら、何をやるんだろう、と思いましたが。
公開前に、公式が「ネタバレ禁止期間」を設けるし、観たファンも衝撃を受けてる様で、頑なにネタバレはしないし(笑)
「アイカツ!」の、どこにネタバレ禁止要素があるんだろう?と思ってましたが。
歴代シリーズキャラクターの共演は、前述の『オンパレード』で、やっちゃったし。
ライバルの『プリパラ』との共演ですら、こないだ、やっちゃったし(笑)
で、いそいそと劇場に出かけて。
劇場は夕方の回なのに、結構、入っていて、しかも若い女性ばかり!
まさに子供の頃にアイカツ!を見ていて、大人になった由緒正しいお客さんだね!
そして、由緒正しくない俺。
やがて映画が始まり。
僕は、初代 『アイカツ!』の凄い所って。
アニメ的な、わざとらしいトラブルや事件が起こらなくても。
淡々とした日常芝居で盛り上げちゃう所だと思ってたんだけど。
それを踏襲して「卒業までの日常を、淡々と描くのかなー」と思ってたら。
それを逆手に取った、まさかのビックリ展開で「ええええ!?」ってなった。
ノーランやシャマランもかくやの、トリッキーな構成と。
「この子たちは実在する、生きたアイドルなんだ!」という作り手側の想いが相まって、物凄く熱量の高い映画になっていました。
普通、ライブのクライマックスに、アイドルに5分もMC喋らせないよ。
これはもう、「ファンなら、星宮いちごから、霧矢あおいから、紫吹蘭から、このMCを聴きたいはずだ!」って、スタッフが分かってんだよね。
とにかくキャラクターの「実在して生きている感」が凄い。
これを作られたらファンは泣いちゃうよな。
しかしラブライブ!の最初のμ'sの映画といい、こうした「最終回ですよー」みたいな映画を作ってもらったファンは幸せだよな。
シスター・プリンセスが、うやむやのうちに終わったのを、まだ根に持っていますw
いやしかし、良い映画でした!
ログインしてコメントを確認・投稿する