市川崑 と 桂米朝

まずは、この落語

落語「馬の田楽」https://miso-sommelier.com/category20/category33/note194.html


次に この映画

市川崑 「どら平太」

寒い日曜日の朝、
布団の中で
録画しておいた 映画を見る。

山本周五郎原作の「どら平太 」の映画化。
監督 市川崑 は知ってるが、
撮った映画は初めて拝見。

2000年の公開だということだけど、
まあ、映像は古いわ、
皆さん、演技は下手だわ、
(浅野ゆう子が意外に 上手)

エンターテインメント という触れ込みだったけど

私のお気に入り
「超高速 参勤交代 (2014年公開) 」
に はるかに及ばない。
これは 録画して保護してある。

ちなみに、次回作品の「リターンズ」は
クソつまらん


「どら平太」のラスト

役所広司が 馬が必要になって
「外にいる馬を譲ってくれ」

と言うと店の中で酔っ払ってた馬方が
「あぁ？ なんだ？」

「あの味噌ダルをつけた馬を譲ってくれって言ってるんだよ」

なんだか ヤな予感・・、

その通り 馬方の返事は

「俺はまだ馬の田楽を食った事はない」

ガビーン (・・;)

ここで上方落語 必要？
これ、この映画に必要？

第一、 米朝が話のフリで丁寧に説明してくれる

「上方では おでんのことを田楽と言い、味噌で食べますな。東京のように 醤油で煮たものは「関東炊き」と言います」

と、いう説明を知らなきゃ、
「馬の田楽」の意味も話 半分だ。

先に落語を聞いてたお陰で、
市川監督の遊び心が見えて、
ちょっとだけ ラッキー

なのか？
🤣 🤣