Z200 オイル滲みの犯人捜し
昨年、シリンダの圧縮漏れのトラブルに遭って
腰上オーバーホールしたZ200。
Z200 圧縮漏れ
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慣らし運転がほぼ完了したタイミングで、
オイルクーラーを増設し、
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ご機嫌で初夏のショートツーリングを楽しんでいたその日、
シリンダのフィンからオイルがたくっているのを発見しました。
いつもでしたら
オイルが滲むと云う事は、オイルが入っている証左。
その分大目に継ぎ足しておけばよい訳で大騒ぎは無用。
と云ったノリなのですが、
実は今夏、Z200で泊まり掛けのロングツーリングの計画があり、
旅先でのトラブルは御免被りたいので、
これはイカンと対策を講じました。
まずは何処から漏れ出ているのかを探し当てます。
かつて、GX750に於いて
シリンダブロックのクラックなんてのを経験したこともありますが、、
だいたいオイル漏れは、Ｏリングやオイルシール、ガスケットの劣化が原因です。
シリンダブロックは前方、左側面のフィンだけがオイルで汚れています。
シリンダヘッド下部のフィンにもオイルが付着しているので
�．轡螢鵐世肇悒奪匹隆屬裡魯螢鵐阿�原因ではありません。
第一、此処は昨年のオーバーホールで交換したばかりです。
まずはシリンダを開ける必要はなさそう（ホッ！）。
最悪、リークリペアで誤魔化してしまおうとも考えていた。。。。
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トラブルだらけの GX750�� その４ オイル漏れ２ リークリペア
シリンダヘッドの下部よりも上にあるＯリング、オイルシールと云えば、
�▲織撻奪肇�バーのＯリング？
此処はよく漏れるのですよ。
でも、モノタロウ製の強化Ｏリング？に対策済みですし、
果たして、カバー周りはオイルで汚れていないので此処はシロ。
��タコメータ取り出し口
ここもオイルで汚れていないのでシロ。
ということは、残すところはあと2カ所のみ。
まずはギヤをニュートラルから１速に入れる。
ポイントーカバーを外し、ポイントブレーカープレートの位置をマジックでマーキング。
ガバナーの１０�丱椒襯箸魎砲瓠▲櫂ぅ鵐肇屮譟璽�ープレートとガバナーを外す。
�い垢襪函▲�ムシャフトのオイルシールが目視できる。
しかし、此処からは漏れていない。
（良かった。。。このオイルシールは特殊でメーカ在庫ナシ）
するてえと、残るは１ヶ所のみ。
�ゥ櫂ぅ鵐肇屮譟璽�ーのケースですね。
右側面側から貫通マイナスドライバーのブレードをケースの端に当てて
掌でドライバーのお尻をトンッ！と叩くとケースが外れます。
なるほど、此処は昨年のオーバーホールの時に新品交換していなったところ。
φ99mmＯリングは弾性を失いつつあり硬化してきています。
そして接触面が平たくなっている
即ち、シールの能力が弱まっている訳です。
犯人は此処ですね。
そうと判れば
Ｏリングを交換して組み戻すのみ。
92055-107 99mm
オイルシールのリップ部にはシリコングリスを塗って
組付け時の負荷を減らし。。。
ガバナーの１０�丱椒襯箸�0.9kgf･m でトルクレンチで締める。
ポイントブレーカープレートの位置はマジックでマーキングした位置に戻す。
出先でポイントクリアランス調整をする時、決まってプラスネジの頭を舐めてしまう。
それで、六角穴付きボルト(キャップスクリュー)に換えてあります。
今回は6mmの緩み止めワシャを追加して固定。
（これでツーリング中は緩まないでね）
ブレーカヒールへの注油フェルトがほぼ乾燥状態だったので注油。
ポイントカバーを組みつけて完了。
イグニッションキーをＯＮ。
あれ？ニュートラルランプが点かない？
フューズが切れた？
テスターでバッテリーをチェック。問題なし。
あっ。
クランキングしないように１速に入れたんだったっけ。
イカンイカン。
ニュートラルに入れて。
ニュートラルランプ点灯。ＯＫ。
キック！
正常始動しました。
今度、漏れが無くなっていることを走って確認するつもりです。
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