恋愛の原動力となるのは『ときめき』のわけですが、
残念ながら『ときめき』は日ごとに薄れていきます。
代わって原動力となってくるのが『安心感』という事になるわけですが、
『安心感』は同時に『マンネリ』をも呼ぶ事となります。
「こいつとの付き合いも長いけど、最近はマンネリ化しちゃってつまんないな〜」
なんて思ったりするわけですが、そういう時というのは、
彼女はあなたの三倍くらいつまらなく思ってますからね。
彼氏の前で平気でおならもするし、
手バナもかむようになっちゃったりするわけですよ。
それが別れに結びついたりするわけですが、どうかすると、
ちょっとした瞬間にドキッとして『惚れ直す』なんて事もありますね。
典型的なのが、普段見せない顔を見せた時ですね。
例えば、いつもコンタクトの彼氏がメガネをかけた瞬間ですとかね。
女性の場合だと、メイクひとつで印象が大きく変わりますよね。
毎日毎日、二時間かけて特殊メイクをするって方もいらっしゃいますが、
男性の場合は、なかなか『いつもと違う顔』を見せる機会はありませんよね。
ところが花粉症など、目の調子が悪いときに、
普段はコンタクトの彼氏がメガネで登場すると、『・・・あれ?彼って、こんな顔だったっけ?』と、
新鮮でドキッとするなんて事もあるわけですよ。
コンタクトがメガネに変わる分にはいいんですが、
目の悪い彼氏がメガネをかけてきた場合には、
『・・・あれ?お前って、よく見るとこんな顔なんだ』って、
即行でフラれたなんて話もありますからね。
それから、スーツや白衣など、
仕事をするときのスタイルを見て惚れ直すって事もあります。
スーツや白衣、作業服など、男性が仕事をするときのスタイルには、
普段とは違う感じがして頼もしく見えるという効果を与えるんですね。
ですから、泥棒を生業としている彼氏なんかは、
黒の上下、帽子にマスクにサングラスをつけて、
辺りを見回しながら留守宅を物色している姿なんかを見たら、
確実に惚れ直しますよね。
あと、彼氏が仲間内で実力を認められていることを知り、
惚れ直すって場合ですね。
第三者からの評価というのは説得力がありますから、非常に価値が高いですよね。
「君の彼氏は凄いヤツなんだよ〜」
「そうなの?」
「ああ、何しろ、今まで付き合った彼女、全員妊娠させてんだから」
こんなのでもいいわけですね。
少なくとも繁殖能力は高いって事は判るわけですから。
「この子は、とっても可愛くて、いい子なんだぜ〜」
彼の友達の前で、自分の彼女の自慢をするなんてのも非常に効果的ですね。
『俺の彼女は、こんなにいい女なんだ宣言』というのは、
彼女にとっては最上級の賛辞ですから、惚れ直すのも納得ですよね。
「この子は、いい子なんだぜ〜。
今まで俺に、三百万も貢いでくれたんだから」
ドンドン、誉めてあげるべきですね。
微笑亭さん太
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