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2021年11月13日07:11

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心豊かな楽しい老後に備える その55

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。
 
およそ1ヶ月ほど前のことだけれど、今回も Jazz の AD 収集の履歴である。
いつものお店 Cafe CRESCEND さんのお陰で Jazz の AD は怒涛の勢いで増え続け、 09/04(土)の時点での累計購入枚数は846枚に達した。
COVID-19 による自粛やらで1ヶ月ぶりになってしまったけれど、10/02(土)も毎度のそれで10枚を購入するのであった。
 

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先ずはこれ。
Hampton Hawes で ’58年の "The Sermon" だ。
これの Original 盤は録音からおよそ30年後の ’87年に米国の Contemporary Records から発売された Disk No. “C-7653” である。
私が手に入れたのは(その翌年の ’88年?)日本の Victor から発売された Disk No. “VIJ-28147” であった。
何故におよそ30年も未発表だったのか、それは彼の自業自得である。
その ’50〜60年代と言えば、Hampton Hawes もご多分に漏れずで麻薬の常習者だった。
この Album が録音された後に彼は逮捕され、裁判で懲役10年の刑に…。
で、この録音はお蔵入りとなってしまったようである。
後に J.F.K. からの恩赦で刑期は5年に短縮されるも、年齢的に Pianist として絶頂期の頃がこんな状態だったのが本当に残念。
そんな麻薬の常習者だったけれども…? 
ん〜、やっぱり Hampton Hawes ならではの軽快な Touch 、Hampton Hawes ならではの Arrange で心地良い Piano Jazz の数々が素晴らしいのである。
これのお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Carole Simpson で ’57年の "All About Carole" だ。
これの Original 盤は ‘57年に米国の Capitol Records から発売された Disk No. “T-878” とのこと。
私が手に入れたのは発売年が不明で英国の Jasmine Records からの Disk No. “JAS 309” であった。
Carole Simpson はこれが初めてだったけれど「何でもっと早く彼女のを聴かなかったんだ?」と後悔させられる程に素晴らしいではないか! 
可愛らしい Blond 美女が Piano を弾き語り…、だけではない。
とにかく、彼女は猛烈に歌が上手い。
しかも美しい声で逞しい歌唱力なのだから素晴らしいではないか。
イイね、イイねぇ〜。
こうなったからには Carole ちゃんも集めないと、だよね。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Ron Carter で ’82年の "Etudes" だ。
これの Original 盤は ‘83年に米国の Elektra Musician から発売された Disk No. “60214-1” とのこと。
私が手に入れたのは同じく ‘83年に日本の Warner Pioneer から発売された Disk No. “P-11326” であった。
Piano 無しで、Sax. は(Pianist ではない)Bill Evans 、Trumpet は Art Farmer という 2 Horn の構成。
そして Drums は Tony Williams と来たらば、これはもう買うしかない。
Ron Carter & Tony Williams こそ私にとって最強の Rhythm Combination なのだから。
そんな二人のやりたい放題も楽しめる1枚。
音質も良いぞ。
なんせ Bass の Ron Carter が Leader なのだから、低域は伸びも量感も「ずばどどどぉ〜ん」である。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Jon Faddis で ’85年の "Legacy" だ。
これの Original 盤は ‘86年に米国の Concord Jazz から発売された Disk No. “CJ-291” である。
私が手に入れたのは同じく ‘86年に日本の KING RECORD から発売された Disk No. “K26P 6412” であった。
これは凄いぞ。
この Album の Jon Faddis の Trumpet が猛烈に凄い。
もう、まるで Lee Morgan だよ。
それも背中の Switch が On になっちゃった Lee Morgan のそれ。
それはもう凄いのなんの。
こういう超絶 Technic で全てを圧倒する Trumpet も大好き。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Dizzy Gillespie と Phil Woods Quintet による ’86年の "Round Midnight" だ。
これの Original 盤は ‘87年に米国の Timeless から発売された Disk No. “SJP 250” である。
私が手に入れたのは同じく ‘87年に日本の Alfa Records から発売された Disk No. “25R1-2” で、Original 盤とは Jacket Design が全く異なるものだった。
Dizzy Gillespie も尊敬する偉大な Trumpeter の一人! …なのはこの私だけであるまい。
お茶目なんだけれど、仕事は怖いくらいに真面目。
もうちょっとで70歳というご高齢での録音だったこれも、その真面目さが凄い。
Up Belle(Trumpet の先端の Belle が上向き折れ曲がっている)の先駆者。
お歳を召されても「やっぱり Dizzy Gillespie だ」の音は健在。
その Up Belle で自らの音をしっかりと確認しながらの録音だったであろう。
そんな仕事ぶりを「あぁ〜」な程に感じさせてくれる素晴らしい1枚。
猛烈な心肺能力が必須であり、女性では(聴く者を感動させるのは)無理なのが Trumpet なのだよ。
もう70歳に近いお爺ちゃんだったのにね。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Bennie Green で ’59年の "The Swings Blue” だ。
これの Original 盤は ‘60年に米国の Enrica から発売された Disk No. “LP 2002” とのこと。
私が手に入れたのは ‘88年に日本の Century Recouds から発売された Disk No. “20EL5036” であった。
Trombone の Bennie Green が Blues な Be Bop で楽しませてくれる1枚。
欲を言わせてもらうと「もうちょい Jimmy Forrst の Tenor Sax. と絡んで欲しかったぞ」なのだけれども…? 
でもまぁ〜、そこは Blues な Jazz なのだから「善し!」である。
こういう Be Bop も大好き、に加え ’59年に録音とは思えないくらいに音質も良好。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段は ¥2,000 なり。
 

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続いてはこれ。
Oscar Peterson で ’52, ’53年の Oscar Peterson The Trio Set による ”Jazz At The Philharmonic" だ。
これの Original 盤は ‘85年に米国の Verve Records から発売された Disk No. “825 099-1” で、私が手に入れたのもそれ。
その「お蔵入り」になった理由は解らないけれど、30年以上も前の Live 音源で未発表だったものである。
米国 New York の Carnegie Hall での Live で、お客さんは大いに盛り上がっているぞ。
その Oscar Peterson The Trio というのがこれまた Unique で、なんと Drums Less なのだ。
Piano は当然に Oscar Peterson 、Bass は Ray Brown 、そしてもう一人は Guitar という構成。
その Guitar も A Side は Barney Kessel 、B Side では Herb Ellis という、Guitar Jazz 好きの私の心を鷲掴みにしてくれる Member と来たもんだ。
ご主人(Leader の Oscar Peterson)は相変わらず「にぎにぎ…」と賑々しく「唸ってる」という毎度のそれ。
その唸りながら Piano を弾くのを嫌がる人は少なくないようだけれど、私はそれを否定しない。
唸りながらも一生懸命に Piano を弾き、会場に集まった観客をとことん楽しませるそれこそ Oscar Peterson なのだから…。
Ray Brown の Bass も流石。
Guitar は Barney Kessel と Herb Ellis の両方を楽しめちゃう。
そして一生懸命に熱い Piano で大いに盛り上げてくれる。
イイね、イイねぇ〜。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
Barney Kessel で ’73年の "Just Friends" だ。
これの Original 盤は ‘75年に英国の Sonet から発売された Disk No. “SNTF 685” とのこと。
私が手に入れたのは ‘81年に日本の KING RECORD から再販された Disk No. “K23P-6082” であった。
Sweden の Stockholm にあった Guldhatten での Live を収録した1枚。
Bass は Sture Nordin 、Drums は Pelle Hulten の Guitar Trio である。
Ballad あり、Bossa Nova っぽいのもあれば Blues っぽいのも、そして明るく軽快な Hard Bop もあったりで、Guitar Jazz のあれこれを楽しませてくれるのだから嬉しい。
こういう多彩さが Barney Kessel だよなぁ〜と感心させられる。
更には…
 えっ…?
 これって Barney Kessel なの? 
…な彼の Guitar も随所で楽しめちゃうのだ。
そうとあらば Guitar Jazz 好きは「これも持ってないと!」だぞ。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
つい先日、11/01 に天国へと召されてしまった Pat Martino だ。
後にそんな悲しい訃報が入るとは知らずに選んだのは ’68年の "East!" だった。
これの Original 盤は ‘68年に米国の Prestige から発売された Disk No. “PR 7562” である。
私が手に入れたのは ‘85年に日本の Victor から再販された Disk No. “VIJ-4061” であった。
写真の Jacket のとおり(?)で、"East!”(東洋)な雰囲気の不思議な Jazz Guitar も楽しませてくれる1枚。
その独創的な世界感を Pianist で例えるとあらば、それは Chik Corea か、上原ひろみか…? 
かと思えば、私には親しみ易い Wes Montgomery のようなそれも有ったりして、Guitar ならではの Hard Bop も有ったりして、それはもうとにかく多彩で楽しい。
ん〜、これも名盤だよ。
Guitar Jazz 好きならば「これも持ってないと!」の1枚。
これのお値段は ¥3,000 なり。
 

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Pat Martino が続く。
これ、これ! 
これなんだよ、これっ! 
これも欲しくて仕方がなかったのだよ。
’76年の "Exit" も遂に手に入れたぞ。
これの Original 盤は ‘77年に米国の Muse Records から発売された Disk No. “MR 5075” とのこと。
私が手に入れたのは同じく ‘77年に日本の糞会社(東芝とも言う)から発売された Disk No. “IXJ-70144” であった。
前述の "East!" とは打って変わって落ち着いた雰囲気。
それは Hard Bop な曲であろうと、Whisky を片手に楽しみたい大人の落ち着いた Guitar Jazz なそれ。
この Album の最後の曲がもう泣かせてくれる。
それはもう私の大大大好きな “I Remember Clifford” なのだよ。
若くしてこの世を去った、天才を超えた超天才…。
誰からも愛されたあの Browny を偲ぶこの名曲を Pat Martino ならではの Guitar でしっとりと…。
Benny Golson の原曲を悪戯に弄らず、なのだけれども絶妙な Arrange で Guitar ならではのそれという心地良さがもう、素晴らしい。
素晴らしい過ぎで、目頭が熱くなっちまうのだよ。
こんなにも素晴らしい “I Remember Clifford” を聴かせてくれた Pat Martino に感謝! 
心からご冥福をお祈りします。
これのお値段も ¥1,800 なり。
 
以上の合計は ¥19,400 なのだけれど…? 
毎度の手段で合計 ¥8,000 が値引きされ、この10枚の合計は ¥11,400 なり。
 
そして、その翌日の 10/03(日)もいつものお店へ…。
重複してしまった2枚をお店へ里帰りなのである。
一度は購入して我が家に持ち帰った AD なのに…? 
それを「重複しちゃったぁ〜」で里帰りさせれば、購入時と同じ価格でお店に在庫する他の AD と交換できちゃうのだから凄い。
こんな凄い Service も当たり前という Records 販売店を、私は他に知らない。
で、なんと TBM の Original 盤と「取り換えっこ」してもらったのだよ! 
 

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その「取り換えっこ」で手に入れてしまったのが、これっ! 
大友義雄と土岐英史で ’75年の Alto-Madness "Lover Man" だ。
これの Original 盤は ‘75年に日本の TBM(three blind mice)から発売された Disk No. “tbm 51” なのは周知のとおり。
で、その Original 盤なのだよ、これが! 
東京の “日本都市 Center Hall” での Live を収録した1枚。
Bass は井上信義、Drums は Steve Jackson 、Alt. Sax. は大友義雄と土岐英史の二人、そして Guitar は渡辺香津美という、それはそれは豪華な Member によるこれぞ和 Jazz の名盤。
ん〜〜〜。
若き頃の土岐さんの「きれっきれ…」な Alt. Sax. が清々しくも力強い。
香津美先生の Guitar は雰囲気も抜群で「もっと Solo Part を聴かせてよ」なくらいに素晴らしい。
TBM は再販ものが多々あるけれど、その再販の AD であろうと中古品はどれも「うわっ… !?」なお値段ばかり…。
それが Original とあらば「どひゃ〜っ !?」の数万円も珍しくない。
そんな TBM の Original 盤を「取り換えっこ」で手に入れてしまったのだよ。
イイね、イイねぇ〜。
因みにこれのお値段は驚きの格安で ¥4,800 なり。
世間の価格(の数万円)とかけ離れた安さは、お店が売り主から直接に買い取った(中間 Margin が一切なしだった)からである。
重複しちゃった2枚の価格に加えて(不足分の)数百円で、TBM の Original 盤だぜい? 
もう嘘のようだよ。

以上の11枚が追加により、’18年の 03/12 からの累計購入枚数は857枚に達した。
イイね、イイねぇ〜。
順調に Collection が増えているぞよ。
なのだけれど、まだまだ「欲しい〜っ!」のが沢山なのである。
Jazz 三昧、Analog Audio 三昧、そんな「心豊かな楽しい老後」を迎える為にも、今はその備えに励む。
とにかく給与所得者である今のうちに頑張らないと…、なのだよ。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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