mixiユーザー(id:909263)

2021年08月30日01:41

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【日記】JAWS〜ジョーズ〜

本日は日曜日でしたな…
お仕事に行かなくていい日

今日も今日とて蒸し暑い日だったでしょうし
例によって不要不急の外出は避けているので
今日は、お家にあるもので食事を済ませて
相方と一緒にネットフリックスで映画でも観るのでした。

相方が観たがっていた
「JAWS(ジョーズ)」(1975年の映画)

私も相方も子どもの頃に金曜ロードショウで観た記憶はあるものの
なにしろ、子どもの頃に観た、おぼろげな記憶しかないので
いい機会だし、大人になった今、改めて観てみようと思いました。

いや〜〜〜〜〜〜…
怖かった〜&おもしろかった〜!
この「JAWS」は前半と後半でガラッと雰囲気が変わる映画ですね
前半はサメによる恐ろしき被害を見せる恐怖のモンスターパニックパート
後半はサメと直接対決をするためのヒューマンドラマ&海洋バトルパート

前半のモンスターパニックパートでは
1人や2人のサメ被害が起きたとしても
市長や街の住民が観光産業を優先して海水浴場を閉鎖させないことで
更に被害が広がっていったり、集団心理の描写が印象に残りましたね…

新型コロナウイルスが蔓延する情勢下で観ると
いろいろと現代の状況にも通じるものがありますなあ…

サメに子どもを殺された母親の絶望感や
日和見していた市長自身の家族にサメの危機が迫る実感をするやいなや
あっさりと心が折れてしまうくだりなどの描写が真に迫ります

破壊された船の底に刺さっていたサメの歯(小さい恐怖)からの
油断したところで食い殺された死体の登場シーン(大きい恐怖)の流れは
とんでもない恐怖感の落差で本当に死ぬかと思うほど怖かった…
この流れは、超スーパー完璧なコンビネーションだと思いましたね…
今年、観た映画の中で一番怖かったわ…

後半は、粗野なサメハンターおじさんが
サメハンターに命をかける理由が明かされるのですが
戦争下における壮絶なサメに対するトラウマによって
その人生を、心を壊されてしまい、そのトラウマを払拭するために
ひたすらサメを狩り続けていたのかと思うと、哀愁を感じずにはいられません

最終的にサメハンターおじさんは
サメに対する恐怖に顔を歪めながら食い殺されてしまい
彼の船もバラバラに破壊されて沈んでしまうあたりが
彼の人生、心、トラウマ、その終焉を表わしているようでしたな…

険悪な第一印象から始まった
海洋学者とサメハンターおじさんが
互いの傷を自慢し合うことで打ち解けて奇妙な友情を形成していく様が
男のプライドのバカバカしさを見せていて生々しかったですな…おもろいw

また、特撮のサメそのものを見せずに
「浮き」を使うことでサメの出現を描写するのは
特撮バレを防ぐのと同時に、見えないからこその恐怖感を煽る演出として
とても相互作用が上手くいっていて素晴らしいと思いました…
これは「エイリアン」のレーダー演出に通じるものがありますなあ…

ストーリー構成、見せかた、タイミング、人間関係、レイアウト…
いや〜…これは間違いなく歴史に残る名作ですね…

夏はサメ映画が観たくなるとは思いますが
この王道にして名作は大人になって観ると
今まで気づかなかった良さに気づける体験ができましたな…
「JAWS(ジョーズ)」…おもしろ怖かった!!!
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