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2021年06月24日09:43

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『平成という時代の検証』 2016年●平成二十八年 その1

「文化」から「ゲスの極み」へ 好感度の高かったタレントのベッキーが「週刊文春」の記事で新春早々に不倫を報じられました(1/14)。お相手はロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音。注目すべきは、ベッキーと川谷のLINEのやりとりが暴露されたことです。そこには、川谷の「卒業証書(離婚組)出す」「堂々とできる」「ありがとう文春」などが続きますが、ベッキーが書いた「センテンススプリング(文春)」が何よりもうけました。川谷のバンドの名前を冠した「ゲス不倫」は流行語にまでなった騒動でしたが、ハッカーの仕業でしょうか。これこそネット時代のゲスの極み。

文春砲炸裂の一年 この年の「週刊文春」は、編集長の新谷学のもと、次々とスキャンダルを報じていきました。経済再生担当大臣甘利明の入札に関わる現金授受疑惑(1/21)、自民党衆議院議員宮崎謙介の不倫(2/18)、読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題(3/8)、経営コンサルタントのショーンKの学歴詐称(3/15)、東京都知事舛添要一が湯河原町の別荘に公用車で通うなどの公私混同問題をスクープ。これらの記事はインパクトの大きさから「文春砲」と呼ばれました。

取り締まれるのかヘイトスピーチ 在日韓国・朝鮮人に対して「出て行け」「死ね」などと憎悪に満ちた言葉で街宣活動が繰り返され、問題となってきましたが、ついに「本邦外出身者に対する不当な差別言動の解消に向けた取組の推進に関する法律(ヘイトスピーチ解消法)」が成立施工されました(6/3)。6月にはヘイトスピーチを繰り返すデモに対し、川崎市の社会福祉法人が裁判所に申し立て、同法人の事務所から半径500mでのデモを禁止する仮判決が出るなど、効果はゼロではありませんが、「表現の自由」との線引きは難しかったです。

この続きは別項で。
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