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2021年07月08日21:12

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アリシア・デ・ラローチャの弾いているピアノは?

気候によって好みの曲が変わるのか、寒い時にはクナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィルが演奏するブルックナーの第8番がお好みだったのに、気温が高くなった最近はデ・ラローチャの弾くグラナドスのゴイェスカスを聴くことが多い。聴いているLP(ロンドン盤)のピアノがとても特徴的だ。同じデ・ラローチャが弾く他のグラナドスやアルベニスのLP(ビクター盤)と似た傾向ではあるが異なった響きをする。会社が違えば録音するスタジオもピアノも違うから当然ではある。デ・ラローチャの弾くグラナドスのゴイェスカスのピアノは、中低音は固くて響きが少ない、中高音は可その上金属的な響きがする。誤解を生む恐れがあるがチェレスタのような金属音だ(勿論ピアノ的な音ではある)。たが、この乾いた響きがこの曲にとてもよく合う。他のビクター盤も似た傾向にあるからデ・ラローチャが好んだ音色と言っても良さそうだ。ただ、この音色は他の国の作曲家の曲には合いそうにない。

そこで気になるのはここで使われているピアノがどこのメーカーが製作したかということだ。通常聞くモダンピアノとは明らかに違うがかといって、以前の演奏会で川口さんが弾いたフォルテピアノのエラール(フランス)とも明らかに違う。スペインのピアノメーカー製かあるいはグールドのようにスタンウェイのピアノを特別仕様にしたものだろうか?名前の通ったピアニストが弾くピアノだからいい加減なものは使っていないはずだ。どうでも良いようなことではあるが気になってしまう。

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