※画像は自民党のドン、二階俊博幹事長。言語不明瞭ですが、権力欲はいまだに旺盛です。
憲さん随筆アーカイブス
この随筆は2020年7月18日に書いたものを加筆修正しました。
犯人というか、元凶が誰かわかった。
「2回感じちゃう
」こと、二階俊博自民党幹事長である。
ネタ元
↓
https://entamega.com/12335
彼は、全国旅行業協会の長年の会長である。
参考
↓
http://www.anta.or.jp/anta/yakuin.html
菅官房長官が「(延期は)全く考えていません。」と啖呵をきった「GoToトラブル」ならぬ、「GoToトラベルキャンペーン」の話である。
朝令暮改の最たるもの。
国が肝いりで推し進めようとした、観光支援事業は菅の啖呵も虚しく、土壇場になって東京を除外することとなる。
それも、コロナウィルスの第2波の感染拡大局面にいたり、なぜ東京だけを除外するのか?感染は拡大しないのか?という国民の不安にはなんの根拠も示さずの見切り発車。
観光業界ではキャンセルが相次ぎパニック状態。
そのキャンセルについても、かき回すだけかき回しておいて、国は補償しないという「やらずボッタクリ」状態。
また、高齢者や若者などの団体制限は業者任せの丸投げ。
そして、東京都民として言わせてもらうが、そもそも東京だけを国費を投入するキャンペーンから除外するのは、明らかな東京都民差別であり、憲法14条で保障された「法の下の平等」の侵害以外の何物でもない。
こんなお粗末な政策をやってのけるポンコツ政府は、この世界ひろしといえども我が日本政府以外にないのではないだろうか?
私たちはそんな稀有な政府が跋扈(ばっこ)する稀有な国家に住んでいる有り難みをいまここでよ〜く噛み締めなくてはなるまい。
(´Д`)=*ハァ〜
本当に溜め息がでてくる。
この、「GoToトラベルキャンペーン」の珍妙なる政策を何がなんでも、政府自民党が推し進めようとする一つの理由が、自民党二階幹事長が全国旅行業協会の会長だかららしい。
昨日の東京新聞「本音のコラム」にジャーナリストの北丸雄二さんが書いていた。
以下、全文引用。
依怙ノミックス
北丸雄二
2020年7月17日
「Go to キャンペーン」という、英語としてはなんとも珍妙な政策は、旅行業界の逼迫した窮状を考えればわからないことはありません。このまま放置していればコロナ鎮静後には修学旅行など大型行事を差配できる代理店は多く破綻しているでしょうし、観光バスだって切り売りされて消えているかも。
しかし悲惨は「客」相手の全ての業種で同様なのです。ここで特に観光振興策に1.35兆円もの予算を注ぎ込むのはやはり、全国旅行業協会の会長がずっと昔から自民党の二階幹事長だから何でしょうかね。
1.25兆円といえば巨額に聞こえますが、観光庁の雇用効果で見ると同業界従事者は440万人。1人当たりで言えば30万円で、これは単に刺激策。それに応えて私たちがその数倍のお金を落とさない限り、業界には、焼け石に水です。
でも全ての客商売が瀕死の状態なのです。加えて医療従事者たちの過労と困窮、追い打ちをかける豪雨洪水被害。私はいろんなところに支援したい。なのに政治がそこに依怙贔屓(えこひいき)を差し挟む。一方でコロナ対策は指針も検査基準も曖昧で国民任せの自己責任。介入すべき対象が支離滅裂です。
依怙贔屓なしの景気対策は消費税減税以外ないと思います。カネの落とし方は自分で決めたい。それくらいの知恵はあります。
以上、引用終わり。
そもそも、何で観光策に特化して1.3兆円を投入するのか訳がわからない。
観光業界にとっては、これは単に刺激策にすぎず、「焼け石に呼び水(!?)」との指摘もあがっている。
コロナ禍で喘いでいるのは、「客」相手の全ての業種がそうであり、全ての客商売が瀕死なのである。
だったらなぜ、
「GoToパチンコ」
「GoToキャバクラ」
「GoToオッパブ」
キャンペーンを政府は打ち出さないのか?
みんなコロナ禍の中で生きるために必死であり、また、ある人たちは給付金の10万円など使い果たして、それこそ、明日の生きる糧さえないような状態なのだ。
それを横目に我らが政府はこのドタバタ政策である。
吉本新喜劇以上の滑稽さではないか。
コラムでは、「加えて、医療従事者たちの過労と困窮、追い打ちをかける豪雨洪水被害。(中略)なのに政治がそこに依怙贔屓(えこひいき)を差し挟む。」と指摘し「依怙ノミックス」と揶揄ている。
まさに、自民党型利益誘導政治の極致である。
この、コロナ禍において本当に必要なのは、憲さん前々から言っているが、消費税の廃止、定期的なユニバーサル・ベーシック・インカムの給付でコロナ禍や度重なる自然災害で危機に貧する国民を救うしか方法はないのである。
この期に及んで、利益誘導型政治をふりまわし、政府が右往左往している場合ではないのだ。
そんな無能な政権ならまだ、無いほうがましである。
政権に振り回され「GoToトラベル」するくらいなら、「GoToオッパブ」キャンペーンで「2回感じちゃう
」ほうがどれだけ精神衛生上よいか、はかりしれまい。(ジョーク!)
どーよっ!
どーなのよっ!?
今回のオチは少し無理がありますな。
お後がよろしいようで。
m(_ _)m
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