どれが雑草で、どれが保護されるべき鑑賞草なのか・・・

写真は、我が家の庭の一角です。ちゃんとプロの庭師さんが作ってくれた前栽(せんだい)の一角に、勝手に色んな草花を植え付けている場所です(^^;。

最初の頃は、母が何かを植えたんですよね・・・ずいぶん昔のことで、何をどうして植えたのか覚えていませんが。で、母が植えたものが枯れて、わたしがそこに、たしか１００円位で買って来たポット苗のバラを植えたら、思いのほか育ってくれて、数年は大いに楽しませてもらったのだけど、少し前から病気がちになって、ついに枯れてしまいました。で、それ以来、色んなモノを試しに挿し木する場所になっています。

毎週、切り花を定期便で購入しているのですが、数種の花束の中に、他の花たちが枯れてもずっと元気な花があるんですよね・・・主に木ものですが。それを捨てるのは忍びないので、根付いたらラッキーだという軽い気持ちで挿し木しているわけです。まっ、やっぱり、ほとんどダメですけど・・・

で、最近になって、他の場所で育ちすぎたユーカリを移植して・・・それは、まあ、今のところ順調そうなんですが、他にも、元気がなくなったミリオンベルなども植えています。余談ですが、このミリオンベル、「強い子で手間いらず、初心者でも簡単」という触れ込みだったのに、半月で元気がなくなっちゃいました・・・水の遣り過ぎかな・・・正直、「やっぱり、わたしには緑の指がない」と凹んでいるのですが(爆涙)。とにかく、そんな風に、上掲の写真は、我が家の庭の実験場みたいなところなんですが・・・写真で見て取れるように、わたしが植えたものじゃない草花が、ずいぶんと茂ってきているんですよね。で、それが意外に美しい・・・そう、わたしには美しく感じられる・・・

で、改めて思うわけです。何が雑草で、何がそうでないのか・・・何が大切にされ、何が取り除かれるべきものなのか・・・自分がお金を出して買ったものだから大切にする・・・自然に生えているものは自動的に邪魔もの・・・ふむ・・・

緑の指がないくせに、イングリッシュガーデンを作りたいなどと言っている私ですが・・・・なぜイングリッシュガーデンかというと、シンメトリーで幾何学的なイメージのフランス庭園などに比べて、より自然に近いお庭造りのように思えるからなのですが・・・そう見せるためには、相当の手間がかかっているんですよね・・・決して何も手を加えない自然のままの庭ということではないんですよね・・・ふむ・・・

ふと、自分がほんとうに望んでいる庭、目指すべき庭って、どんなものなんだろうと、少し考え込んでしまったのでした(^^;。