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2021年05月09日15:31

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今年は楽をしたい

あぁ〜。
とにかく、今年は楽をしたい…。
いや、来年も、再来年も…。
ずぅ〜っと楽をさせて欲しい。
それは我が家の庭での話なのだけれど、これこそ私の切実な思い! …なのであった。
 

フォト

写真は昨年(’20年)の梅雨明け直後だった頃の我が家の庭である。
当初は「梅雨明けしたらば早速に除草作業だぁ〜!」と息巻いていたのだけれど、この年の梅雨明けは妙に遅かった。
で、8月に入ってから「梅雨明けしたん?」な頃にはもう、このありさま。
まるで私が怠慢に怠慢だったから招いた結果、と誤解されてしまいそうな惨状だった。
 

フォト

もう何処から手を付けたら良いのやらも判らない状況の中、破れかぶれで除草作業に没頭した。
私の場合、どんな状況であろうとも機械は使わない。
そう! 
全て手作業で、雑草は「根ごと抜く!」のが私の Policy なのである。
…が故に、猛烈な時間と体力を要する。
…が故に、いつまで経っても勝利への見通しが全く見えない孤独な戦いの日々が続いてしまった。
 

フォト

Organic に拘る我が家の庭の畑だったけれど…。
猛烈な Team 雑草軍団の思うがままに(?)庭の畑の作物は壊滅状態に…。
で、悲しみと同時に怒りが爆発! 
殺してやる !! 
お前ら全て、皆殺しにしてやる !!  
…という怒り任せに至り、この時ばかりは農薬に頼ってしまったのだ。
まぁ〜所謂「農耕地登録品」の除草剤を散布である。
散布するにも「足を踏み入れようが無い」状態だったので、先ずは手作業による除草で通路を確保。
その通路を突破口にして除草剤を散布した3週間後の光景が写真のそれだった。
そして、長いこと入院していた父がこの8月末に永眠。
父の葬儀を終えたらば、今度は私が会社を2ヶ月も病欠に至ったのは以前の日記にも記したとおりである。
腰部脊椎管狭窄症と脱出型 Hernia で、もう私の身体は「ぽんこつ」の状態…? 
だから、雑草との戦いはとにかく「楽をさせて欲しい〜!」のであった。
 

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どんなに私が頑張っても、それをあざ笑うかのように Team 雑草軍団は今年も我が家の庭に襲い掛かるであろうよ。
農薬に頼らない、我が家の庭の Organic な畑を雑草どもから守るには、さて、どうすれば良い? 
その打開策として常々に思っていたのが「通路を常に確保」であった。
通路さえ確保されていれば、耕作部分への除草作業は速やかに行える。
そこで、いんちきな測量による、いんちきな図面を描き始めた。
これを何度も繰り返し、漸くに「ん〜、これだ!」に至ったのが写真のそれである。
幅が 1m の防草 Sheet を張り巡らせ、これを通路とする。
緑色の部分がその防草 Sheet で、小さな黒い点はそれを地べたに固定させる Pin の数々である。
この防草 Sheet に挟まれた、幅が 1m で長さが 4〜4.5m の橙色が耕作 Area という構想だ。
 

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その防草 Sheet は何が良い? 
それはもう徹底的に調べ、選びに選んだのがこれだ。
米国の DuPont 製、それも最上位で最高級の “Xavan 350G” である。
なんと野ざらし状態でも耐用年数は10年、いやそれ以上(?)という Ultra Heavy Duty ぶり。
幅 1m で 30m 巻の1本は当時の最安値でも ¥18,450 と結構に高価だったけれど、もう「これしかない!」で迷わずに決めた。
それを4本購入する。
 

フォト

DuPont 製の “Xavan 350G” を地べたに固定させる Pin も選びに選んだ。
それが、この写真の DAIM 製「らくらくシート抑えピン」である。
これは最初から「Sheet 押さえの黒い Washer」と「地べたに刺さる金属製の Pin」が組み込み済み、なのだよ。
だから、袋から取り出せば「そのまますぐに打てる」という優れもの。
Pin の長さは 30cm を選んだ。
これの300本入りが1式、当時の最安値は ¥10,280 なり。
これを2式で計600本を購入した。
防草 Sheet と合わせると、およそ10万円弱の投資である。
ん…? 
およそ10万円? 
ん〜、どうなんだろ? 
でも、あの(8月の)炎天下での除草作業が「これで軽減される」とあらば…? 
それが10年間も保たれる(と期待できる)とあらば…? 
ん〜〜〜。
年間1万円をまとめて先払いと考えれば、これは安いもんだ! 
 

フォト

写真は我が家の庭を母屋の2階から眺めたもの。
前述のいんちきな測量に基づく Marking を3月から開始していたのだ。
そして遂に、この春の大型連休で作戦行動を開始! …である。
 

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大型連休に入り、朝は晴れていた 05/02(日)のこと。
いんちきな測量にて “Xavan 350G” を設計図どおりに敷いていく。
当初の気象情報では「突然の雷雨や突風に警戒してください」だったので降雨による作業の中断は覚悟のうえだったけれど、幸いなことに雨は稀にぱらつく程度で済んだ。
でも…? 
とにかくこの大型連休の前半は風が強かった。
もう「勘弁してくれぇ〜」なくらいに酷い強風が私の作業を妨げる。
施工中の “Xavan 350G” が、もう何度と「屋根より高い鯉のぼり」に成ろうとしたことか…。
その度に私の頭脳では Adrenaline が沸騰分泌、その度に「ふざけんなぁーっ!」と吠えまくる。
これをどんだけ繰り返したことか…。
それでも、午前中には 30m 巻きの2本は Pin 打ちしてみせたぞ。
ふぅ〜〜〜。
 

フォト

そして日没までには、概ねだけれど設計図どおりの施工でこのような格好になった。
当初は、ひとり作業でここまで進めるには3日間を費やすと見積もっていた。
だからもう「嬉しい想定外!」の進捗である。
施工時の強風の影響で「締りがねぇ〜ぞ、おいっ?」な部分を修正させる Pin の打ち直しは、この翌日から…。
そして「これこそ厄介…」だったのが、Sheet に囲まれた耕作 Area の「耕し」である。
これも機械を使ってしまえば簡単に短時間で終わる、であろう。
しかし、我が家の庭はもう屈辱的に「杉菜 World」の状態で、これの根絶も長年の夢だったのだ。
そう! 
あれはこの私に断りもなく…、だった。
生前の父がこの庭に「赤い Traktor」で現れ、勝手に耕されちゃったのだ。
すると…? 
地中に潜んでいた杉菜の根っこは細かく分断され、更に杉菜が増殖するという最悪の事態に…。
なので何処からでも杉菜が芽を出してしまうのだよ。
だから、杉菜は根ごと徹底的に除去する必要がある。
だから、Schop で深く掘る。
Schop で掘り上げた土の塊を踏み潰し、杉菜の根っこを徹底的に除去。
そして仕上げは熊手で整える、を繰り返した。
たったの 1m × 4m という1区画だけで1時間以上のも時間を費やしてしまうのである。
それを延べ10ヶ所も繰り返す。
腰痛持ちには過酷な「耕し」作業なのであった。
 

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写真は 05/04(火)の夕刻。
耕された耕作 Area の土はもう「ふわっふわ…」になったところで、買って来た苗も植え終えた。
あぁ〜。
この短期間に孤軍奮闘でここまで進められた自分を褒めてあげたいぞよ。
 

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右が西で、左が東の眺め。
ん〜〜〜。
こうして眺めると、我が家の庭は冬型の気圧配置のような西高東低の高低差である。
 

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とりあえずは苗植えまで…。
本格的な種蒔きは大型連休開けの週末から、なのであった。
 

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その週末も野良仕事に精を出す。
05/09(日)には全ての種蒔きも完了した。
あぁ〜。
この短期間に孤軍奮闘でここまで進められたのが嘘のようだよ。
 

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一方、我が家の苺園は…? 
 

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おぉ〜! 
 

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イイね、イイねぇ〜。
 

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では摘みたての初物を、いただきます。
おぉ〜〜〜。
甘くて美味しいぞ。
 

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ん〜〜〜。
こうして眺めているとだよ、早速に実りと収穫のあれこれ妄想で頭の中はいっぱいに…。
しかも…? 
今年からは Team 雑草軍団との戦いへの負担が大幅に激減! …となる筈である。
とにかく、頑張った。
最大限の努力は必ず報われる! …と信じよう。
加えて 05/02(日)からの短期間でここまで進められたのは嬉しい誤算だよ。
でも、日焼けしちゃった顔はもう真っ黒? 
疲れたけれど、心は晴れやかなのである。
はなから Stay Home な大型連休のつもりだったけれど、私にとっては有意義な Stay Home の日々だったぞ。
遊ぶように頑張って働けば「気分も上々!」なのだ。
会社でも我が家でもこの感覚を大事にしたいよね。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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