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2021年04月11日11:19

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原発汚染水の海洋放出断固反対!私たちの海を国や東電が汚すことは許されない

フォト


10日の東京新聞朝刊1面トップは当然ながらこの記事である。

「処理水海洋放出決定へ 風評対策示さぬまま」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/96861

怒りで全身の血液が逆流しそうだ。

記事にはこうある。

東京電力福島第一原発で発生した汚染水を浄化処理した後の放射性物質トリチウムを含む水について、政府は海へ放出処分する方針を固めた。

参考

https://www.tokyo-np.co.jp/article/96861

しかし、この記事でも標題でもわかる通り「政府は懸念が強い風評被害対策について検討を進めており、被害補償の具体化が課題となっている。」と、「風評被害対策」に問題が切り縮められている。

しかし、記事の最後にはこうも書いてある。

「保管する処理水の約7割は浄化が不十分で、トリチウム以外の放射性物質も国の排出基準を超えて残っている。」と。

そうなのだ。問題はこの処理水は処理されたからといってもいまだに「汚染水」であることに変わりはないのである。

すなわち、この汚染水の海洋放出による被害は「風評」にとどまらず「実害」を伴うことはハッキリしているのだ!

事実、東京新聞の4面の記事を読むと近隣諸国から拒否反応が示されている。

中国政府は「近隣諸国との十分な協議をの上で、慎重に処理方法を決めるべきだ」と注文をつけていること、中国国内でも処理水の海洋放出への関心は高く、ネット上では強い反対意見が大半を閉めていることを報道している。

また、韓国では公共放送KBSが「日本国内でも懸念や不信があるのに、国際社会をどう説得するのか納得しがたい」と伝えていそうだ。

当然である。

例えるなら、隣の家から悪臭や汚物が大気中や道路に撒き散らかされているようなものなのだから。

そもそも、この原発汚染水問題は日本国内問題ではなく、極めて国際的な問題なのである。

日本政府の一存で決めていいわけがない。 

そもそも、憲さんは学生の頃から一貫して原発には反対してきた。

原子力は人類及び地球環境の存続にはあってはならないものだと考えており、10年前の事故でその考えは正しいと確信した。

当然ながら今は東電との電気の売買契約を解消している。

当然である。

あんな汚れた電気には一銭たりとも金を払いたくない。

この原発事故の原因は原子力政策を強行し続けた国と政府自民党と東電にあり、そのツケを国民に、況んや震災で痛め付けられた福島県民、漁業関係者、さらには近隣諸国に負わそうなどとはとんだお門違いなのだ!

汚染水の海洋放出など絶対に許してはならない!

そもそも、そのような複雑なミッションをあのボンクラ企業の東電ができる訳がない!

あの糞企業東電は、柏崎刈羽原子力発電所で違う社員のIDをつかって同原発の中央制御室に無断で入った事案に次いで、監視装置が長期間にわたり故障していたことが発覚。原子力規制委員会は、外部からテロリストなどの侵入を許す恐れがあるとして4段階ある安全上の重要度のうち最も重い「赤」の評価を下すなど、東電はまさに「レッドカード」を突き付けられている。こんななまくら企業なのだ!

そんな連中がやる汚染水の海洋放出など、絶対に安全な訳がない!

私たちは国や東電に騙されてはならないのだ!

そもそも、もし汚染水を海洋放出したければ百歩も千歩も譲って、国や東電が、「私たちはもうあんなに皆様に迷惑をかけた原発を稼働させません。なので、今回は汚染水の海洋放出を認めてください!」とあの元会長の勝俣の首を差し出した上で、全社員頭を丸めて土下座して全人類に願い出るべきことなのだ!

これなしに、これからも原発は維持し稼働させます。でも汚染水の海洋放出は強行して全世界に存在する人類共通の財産である海は汚染します。などとはムシがいいを通り越して、開いた口がふさがらない、ちゃんちゃらおかしな馬鹿げた話なのである!

これは、例えるならば捕まえた強盗強姦殺人犯に包丁とピストルとダイナマイトを持たせて娑婆に放つようなもの(何のこっちゃ?)なのだ!

こんなことを絶対に許してはならない!

これに対してマスコミの反応はすこぶる鈍い!

昨日、大手新聞主要紙で社説でこの問題を上げたのは我らが東京新聞含め“0”!(翌日、我らが産経新聞が海洋放出支持のトンデモ社説を掲げている。)

参考



https://www.sankei.com/smp/column/news/210411/clm2104110002-s1.html



お寒い状況である。

もう、原発事故は他人事なのか?

そこで、地元東北なら社説で取り上げているだろうと思い調べていたら、河北新報と秋田魁新報、福島民報が社説・論説を掲げていた。

しかし、その論調も低調である。

まずは、河北新報の社説。

こうある。

以下、引用

海洋放出を巡る最大の懸念は、福島の水産物に対する風評被害の問題だ。処理水が海洋放出されれば、販売面で少なからず影響が出る恐れがある。7日に菅義偉首相と面会した全国漁業協同組合連合会(全漁連)の岸宏会長が「われわれは今まで政府に海洋放出は絶対反対と伝えてきた。その考えはいささかも変わらない」と語ったのは当然のことと言える。

以上、引用終わり。

参考

https://kahoku.news/articles/20210409khn000007.html

何言ってるんだよ!

河北新報!

もう、福島の事故は他人事か?

だから「白河以北は一山百文」と言われちゃうんだよっ!

参考

https://plaza.rakuten.co.jp/s201945/diary/201604260000/?scid=wi_blg_amp_diary_next

じゃ、風評が取り除かれたら汚染水を放出していいのかよ?

実害が間違いなくあるでしよ?

実害があるから風評があるのよ。

だから、絶対に風評はなくなりません!

河北新報は東京新聞と姉妹紙で少しは気骨のある新聞かと思っていたが、ことこの問題では全く持って及び腰。

風評被害対策ありきで論をすすめている。

福島が、東北が今まで日本の権力中央からどれだけ虐げられいじめられてきたかその社名を胸にもう一度思い出してくれ!

お願いだ!

憲さんはそう叫ばずにはいられなかった!

次に、福島民報は署名入りの論説でこう述べている。

以下、引用

 各原発が立地する福島、新潟の住民ばかりでなく、多くの国民が東電は過去の教訓を生かせず、会社の体質改善もできていないと感じているに違いない。こんな状態の中で、政府は方針を決め、東電に海洋放出に向けた施設整備などを委ねられるのだろうか。敷地内からの海洋放出を強行すれば、農林水産業や観光業をはじめとする県民生活にさらなる負担がのしかかる。実施主体の東電が信頼できなければ、その影響が増幅して押し寄せる恐れがある。
 「国策はブルドーザーのように進められる」。政府が原発事業の軸とする核燃料サイクル政策について批判した元知事の言葉を思い出す。処理水の処分問題も柔軟に見直す姿勢がなければ、復興に向かう被災地は国策に押しつぶされてしまう。

以上、引用終わり

参考

https://minpo.jp/news/moredetail/2021041085390

さすが、当事県の新聞社である。憲さんと同じように東電の企業体質に言及している。

しかし!汚染水の危険性には言及していない。

これでは、不十分なのだ!

そこで、一社気を吐いたのが秋田魁新報である。

この社説が、一番正しい社説なので全文引用する。

以下、社説全文引用。

社説:原発処理水放出 国民の合意形成が先だ

2021年4月10日

 東京電力福島第1原発から出る処理水について、政府は海洋放出する方針を固めた。菅義偉首相が7日、全国漁業協同組合連合会の岸宏会長と面会、放出への理解を求めたことから決断は近いとみられていた。
 面会で岸会長は改めて反対の意を示し、他の方策検討などを要請していた。菅首相はその声を押し切ったことになる。
 政府は昨年10月にも放出を決定しようとしたが、漁業関係者の猛反対で先送りした経緯がある。現在の状況はその当時と大きく変わっていない。
 結局、トップ会談は最終判断への「地ならし」だったということだ。「海洋放出ありき」の政府の姿勢は、漁業者の声をあまりにも軽視している。
 処理水の処分は確かに難しい問題だ。原発事故で溶け落ちた核燃料の冷却に伴い、放射性物質を含む汚染水が大量に発生。原子炉建屋に流れ込む地下水も汚染水を増加させている。
 原発では特殊な設備で放射性物質を除去し敷地内のタンクに貯蔵。東電によると来年秋にも容量は限界に達する。放出準備だけで約2年必要と見込まれ、「一刻の猶予もならない」と政府内で危機感が募っていた。
 時間的に十分な余裕がないのはその通りだろう。海洋放出については政府の小委員会が、処理水の拡散予測がしやすく「確実に実施できる」としていた。小委の専門家の見方では有力な処分方法ということになる。
 しかし、地元をはじめとする漁業者には受け入れられない方法だ。処理水には一部の放射性物質が残る。放出には実例があるにせよ、処理水が海に広範囲に拡散することに消費者の不安が募り、海産物の販売などが打撃を受ける恐れが拭えない。
 現在あるタンクの分を放出するにしても、何年もかかる可能性がある。新たな汚染水の発生を完全に食い止める方法は確立されていない。廃炉作業が終わるまで処理水が発生し続けることも避けられそうにない。
 これだけの不安材料があるにもかかわらず、これまで政府はどれだけ解消する努力をしてきたというのか。国民に分かりやすい形で今後の見通しを明示してきたとは到底言い難い。
 他に選択肢がないのかも疑問だ。タンクを増設し長期保管することは本当に不可能なのか。長期保管には放射線量を低減できるという利点もある。除去の難しい放射性物質の処理方法については、国を挙げて実用化に取り組むべきではないのか。
 小委は、処分開始時期などの決定に際して政府に次のように注文した。「国民理解の促進を図り、具体的な風評被害対策を示すことが重要である」
 現段階で国民の理解が進んでいるとは言えないのではないか。政府がなすべきはあらゆる可能性の模索であり、不安を解消することだ。放出を正式決定する以前に国民の合意形成を最優先しなければならない。

以上、引用終わり。

参考

https://www.sakigake.jp/news/article/20210410AK0008/

さすが、秋田!

戊辰戦争では薩長に寝返ったとはいえ、今回は「いいね指でOK」である。

さすが、「魁」!

「『海洋放出ありき』の政府の姿勢は、漁業者の声をあまりにも軽視している。」

と、海洋放出自体に反対し

「他に選択肢がないのかも疑問だ。タンクを増設し長期保管することは本当に不可能なのか。長期保管には放射線量を低減できるという利点もある。除去の難しい放射性物質の処理方法については、国を挙げて実用化に取り組むべきではないのか。」

と、他の選択肢の可能性を示唆しそれに取り組むべきだと言っている。

これが、風評被害をもなくす現実的な選択肢である。

海洋は我々人類のかけがえのない財産である。

それを、この日本の幼稚な政府の愚策と、無責任企業東電によって汚させて言い訳がない!

汚染水の海洋放出絶対反対!

これこそが、未来を求める人類共通の正しいスローガンである。

憲さんも微力ではあるが声をあげていきたい。

どーよっ!

どーなのよっ?

※画像は人類共通の敵、原発事故の元凶元東電会長勝俣
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