新型コロナウイルスワクチン

ウイルスによる感染症について予防・治療のための手段としてはワクチン接種と抗ウイルス薬が大きな柱と言えるだろう。
インフルエンザについてはワクチンの予防接種の歴史は長いし、近年ではタミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬も開発されている。
一方新型コロナについては一昨年中国で爆発的に蔓延してから時間が経っていないこともあって、抗ウイルス薬として期待されたアビガンの有効性に疑問符がついているらしく、治療薬については開発途上のようだ。
唯一頼れそうなワクチンはファイザーやアストラゼネカなどが開発したものが世に出回り始め接種を始めた国もある。
ただ新型コロナワクチンについては通常の承認過程をかなり省略しているらしく、緊急事態であるということからやむを得ないと言える半面、安全性についてどこまで信用してよいのかという問題は残る。
治療薬、ワクチンなどは人体にとって異物であるから副作用はゼロということはないことは分かっていても、治験期間が短いことはやはり気にはなる。
それでもワクチン接種を優先的にしなくてはならい人たちは、医療、老人施設、保育、教育、行政など多くの分野にいるのは確かだ。

経済を回すために現役で動いている人の感染を防ぐためためのワクチン接種を推進し、そのご対価としてワクチン接種者に限って夜の飲食、カラオケなど日常の活動を認めるなどというのはどうであろうか？少々暴走気味なアイデアかもしれないが．．．

我々高齢者はワクチンの安全性が確認され充分に供給されるまで外での飲食やカラオケはじっと我慢するしかなさそうだ（私自身がそういったものをあまり好まないから言えるのかもしれないが．．．）。