夢で、鉄道を旅していた。
我が時空の中。
浜辺近くで、佐渡島が、見えたり、カニも観た。
帰ろうと、「きっぷ」。28000円だった。
財布には、戦前と観られる50銭の金額しかなかった。
きっぷは、発行してもらえなかった。
だったら、自分の足で、歩こうと思った。
歴史の世界で。
歴史を学ぶには、心得が、あるようだ。
歴史事象の持つ意味を正確に理解する。
時代の流れの中に正しく位置づけること。
「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どうしたか」が大事。
いろいろな歴史事象を総合的にとらえること。
日本史を世界史的視野にたって考察すること。
「歴史=暗記」ではなく「歴史=科学的=実証的」な「史実」の理解の
上にたって、主体的、に歴史の動向を考察していく態度、能力を
養ってゆくものだ、ということだ。
1983年刊著笠原一男。山田製本印刷(株)製の本の
序章を引用していただいたことを、お許し願います。
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