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2020年05月19日22:27

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ヤフオクで入手したCDプレーヤーをなおす

先日サブシステム用のCDプレーヤー(Technics SL-P1200)の修理に挑戦しあえなく敗退した。あまり使っていなかったが全くないのも寂しい。実はメインシステムのヤマハCD-2000(黒色 B機)も2代目で、初代が部屋の片隅に転がっている。これを修理できないか中を覗くと部品が欠けている。同じ機種の出物を探しどちらかを部品取りにすることを考える。

CD−2000は余りにも古い機種のため、ヤフオクで滅多に出品されないのが、今回タイミングよく開始値がとても安く出品されていた。オークションに2人参加してきたが、積極的に購入する意思がなく予定より低い金額で落札できた。

届いたCD−2000W(銀色 W機)の電源を入れCDを回す。予想どおり上手く動作しない。早速ケースの蓋を開けると微かにタバコの臭いがする。前の使用者がタバコを吸っていたようだ。タバコを吸う人が使ったオーディオの中身は汚いという。やはり駆動用のプーリーの一部に汚れがある。B機に移植するためディスクカバーとプーリーを取り外しシンナーで汚れを拭き取る。

ディスク固定装置をB機に移植しプーリーも付けようとしたら、あれっ、付けるところがない...? W機を見てB機にプーリーを挿す軸がないことにその時に気が付く。B機の底に転がっていた小さな部品が取れた軸だ。昔音飛びを調整中にこの軸が取れてしまったので2代目を入手したことを思い出す。

仕方がないのでW機を使えないかチェックする。駆動系プーリーを触るとベタッと黒いものが指に付いてきた。駆動用のゴムベルトがベタベタになってプーリーにへばりついている。ベンジンを含ませた脱脂綿で駆動系プーリーを洗うが、このプーリーは本体から外せないので細かい作業がしにくい。いくらやってもベンジンに溶けたゴムが脱脂綿に黒くドロドロ溶け出してきて手にベタッと付いてくる。駆動系のゴムがこれだけ酷いのでは本体がまともに動くのは期待薄だ。お金を払って粗大ごみを買ったかと少し後悔する。

1時間以上悪戦苦闘してプーリーの汚れを取る。駆動用ゴムはW機にあったものを付ける。これも古いものなので上手く駆動できるかは心もとない。外したディスクカバーとプーリーをもとに戻す。

プーリー清浄後試奏中
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最初の意気込みはどこへやら、まともに動いてくれると思っていないので、オーディオアンプにも繋がずに電源を入れCDをセットしPLAYボタンを押す。ディスクを読み込んで演奏時間カウンターの数字が数を刻んでいく。どこかで空回りしてカウンターが止まるか音飛びしてカウンターの数字がポンと飛ぶのではないかと冷めた目で刻む数字を見る。予想に反し数字はテンポよく数を刻んでいく。ここで初めてヘッドフォンを付ける。音が出ている! それではとLINEからの出力もチェックするが問題ない。現在サブシステムとして時々使われている。安物買いの銭失いにならなくてよかった...
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