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2020年03月14日23:24

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「エスケープ・ルーム」「ヘレディタリー 継承」感想

今日は、みぞれの中、映画をハシゴしてきたよ!


●エスケープ・ルーム

面白かった!

死の罠だらけの、部屋からの脱出。
脱出すると、また次の部屋。

失敗すれば死
成功すれば賞金107万円(安っ!)

という激安デス・ゲームものですが

映画の予算は。めちゃくちゃかかってる!
お金のかかった『CUBE』とか『SAW』みたいな。

しかしもう2020年ですので。
正直、今この話やるなら、もう一捻りは欲しいですが

捻りの代わりに予算!

全部逆さまの世界とか
室内に屋外を再現とか

金のかかったビジュアルが面白かったです!

この手の映画にありがちな

「こんなゲーム、主催者にメリットあんの?」みたいな所もキチンと描いてたし。

「あいつブン殴りてぇ!」みたいな奴はバチが当たるし。

『誰が生き残るか』のミスリードも上手かったし。



●『ヘレディタリー 継承』

『ミッドサマー』のヒットを受けて、リバイバル公開してるんで。

公開当時、タイミング合わず見られなかったので、行ってきました。いそいそと。

いや〜。

俺、『ミッドサマー』先に見て良かったよ(笑)

同じ話!

私の浅い考えですとね。
多分、このアリ・アスター監督の映画の魅力は
諸星大二郎や、クトゥルフ神話みたいな、非キリスト教文化圏の、原始宗教のロマンを。

ハッタリとケレン味たっぷりに、現実と地続きの世界でやる事だと思うのですが。

「ミッドサマー」は、北欧の田舎の祭りというのが、抜群の舞台装置になっていたじゃないですか。

こんな田舎はいやだ!
こんな祭りはいやだ!

みたいな。

その点、「ヘレディタリー」は。
ご家庭が舞台ですからね!

こんな母方の親族は嫌だ!

えー。
死んだおばあちゃん、
孫を魔王にしようとしてたの、みたいな!

ただ、途中からの「この映画、一体どうなっちゃうんだろう」みたいなドキドキは。

「ヘレディタリー」の方が上でした!

多分、公開当時見てたら、その年のベスト1にしていた気もします!

あとアレですね。
『ミッドサマー』は、ギリギリ、心霊絡まない、人間の狂気の映画と解釈出来ますが。
(霊的存在を感じても良い)

『ヘレディタリー』は、心霊いないと無理だね!

途中まで、狂気が見せる妄想かな、とも思ったんだけど。
視点が変わるから、なかなか難しい。
ちょっとおかしい人が、物凄く頑張ったのかも知れないけど!

という訳で。

アリ・アスター監督の映画は。

ビートたけしのオールナイトニッポンの「これは気まずいコーナー!」に、血のりを振りかけた様な映画ですので。

これからも頑張ってください!
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