クーちゃんは、今年の秋で15歳になる。
最近下半身がすこし弱ってきて、階段を急いで降りることができない。
自分のペースで、とったん・ぱったんとおりてくるには、問題はないのだが、モンが「散歩行こ!はよいこ!」とせかしにくると、モンと競り合って降りてこようとするので、見ていてはらはらする。
ワンコの散歩は日に3回ある。
遅い朝、夕方、夜寝る前の3回。
夜の散歩はオシッコ散歩なので家の近所をぐるっとひと回りするくらいである。
ある日、2階で寝てるクーちゃんに「(夕方の)散歩、行かへんの?夜のおしっこ散歩のときにする? オネ〜チャン、モンちゃんと散歩行ってきてもいい?」と聞くとほっぺにあてた手に、甘えてグリグリこすりつけてきたので、勝手に「いいよ」の合図だと解釈し、モンとでかけた。
文句があったら、帰ってきてから怒られるはずである。
そしてその日からクーちゃんのさんぽは1日2回になった。
公園の散歩コースはグランド回りを一周するくらいなのだが、途中におかしな枝道がある。
クーちゃんがいるときは、その道を行きたがるので、そこで曲がって、2/3くらい行ってそのまま回れ右して本道に戻る。
ワタシは何の気なしにいつもと同じ道をいこうとしたら、モンが抵抗した。
わけのわからん枝道を歩くのは不本意だったらしい。
クーちゃんと一緒のときは、特に抵抗することなく曲がってるということは、一応クーちゃんに敬意をはらっているのだな。
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