川向こう

昨日、Tさんが亡くなられたことを、知った。Tさんとは、すごく親しかったというわけではないが、何度もお会いしたことがあり、真に尊敬するに足りる人物だ。最近、どうしておられるのだろう???と思っていたら、昨年、とある会合でお会いした方から、Tさんがガンで闘病中であると、お聞きした。しかも、相当、お悪いという話だったが、ついに、力尽きられ、旅立たれたのだろう。
まぁ、私自身が68のジジイなので、知り合いの多くは、60代、70代で、知っている人が、次々に、お亡くなりになることは、ある意味、避けられないことなのだが、それにしても、そうは思っていても、よく知っている人の死は、やはり、こたえる。
いつか、そんなに遠くない将来、私もまた、川の向こうに行かねばならないのだろう。人間である以上、死は避けられないが、もう少し、もう少しだけ、こちら側で、やらねばならないことは、ある。どうか、もうしばらく、こちらで、頑張らせて下さい。
そんなことを、深夜に、眠れぬまま、しみじみと、思う。