リドリー・スコット監督の『白い嵐 ('96)』を観ました。
リドリー・スコット監督作品だと言う以外はほとんど予備知識無しで観たので、まさか、こんな風な少年たちの成長譚であり、ジェフ・ブリッジス演じる船長との交流の物語だとは思わなくてかなり意表を突かれました。へー、リドリー・スコット監督作品にもこういうのがあるんだ〜って感じです。
テーマとして実に私の好みでしたので、最後まで面白く観る事ができました。実話をもとにしているので結末についてはどうしようもありませんが、それはそれとしてテーマにしっかり沿っていたと思いましたし。
常に子供たちの成長を助け、厳とした目標としてそこにあったジェフ・ブリッジスが、自然の猛威の前に無力だったところとか、今の私の歳になると感じ入るところも多々ありましたし。
子供たちの視点で観ても面白いですが、その子供たちを指導監督する大人たちの視点で観ると、また面白い作品でした!!
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