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2020年02月02日21:20

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今週の「麒麟がくる」

いよいよ斎藤道三がいかにして土岐家から美濃を乗っ取るか……
話が「国盗り物語」とだいぶかぶって来ました。

同作品の土岐頼芸は金田龍之介さんのイメージが強いです。
この方、大河ドラマはなかなか常連で、それ以前も柴田勝家の役とかもやってたそうですが、さすがにそれは知りません。
その後ではすぐに「花神」の長州藩の殿様の毛利敬親、「草燃える」の北条時政などが印象深いです。
なんと1996年の「秀吉」では、斎藤道三を演じてるんですね。

このドラマでは帰蝶と光秀がいとこで、帰蝶が最初は土岐頼純の妻だったことになっています。
それらは諸説ある中の一説ですが、決してこのドラマの創作ではありません。
でもやはり、川口春奈ちゃんの演技、いいですね。
(下手だって文句つけている人もいますけれど、僕はそうは思いません)

文句つけるとしたら、駒が歌った美濃のキツネの話の中の歌、なんで歌詞が口語なのでしょう。
違和感半端なかったです。
戦国時代ともなると、普通の話言葉はかなり現代語に近くなっていたようです。
でも、歌の歌詞が口語(現代語)というのは絶対にあり得ないのですが……。

さて、美濃が守護代が守護に代わって政権をとったという下剋上なら、尾張も同様です。
最後の信秀のシーンでその存在が信秀のセリフの中にだけ出てきましたが、尾張の守護は斯波氏、守護代は織田家の本家筋です。
信秀の家系は守護代の織田家の傍系なんですね。
尾張の守護は実写ドラマではあまり見た記憶がありませんが、去年の夏アニメの「胡蝶綺 〜若き信長〜」にはしっかりと登場しました。
信秀はどうしても美濃がほしいと言います。
ここであの「国盗り物語」では頻繁に出てきたフレーズ、「黄河を制するものは天河を制す」をもじった「美濃を制するものは天下を制す」が出てくるかなと思ったけれど、出てきませんでした。
最近ではさらにそれをもじって、予備校や塾では「夏休みを制するものは受験を制す」といわれてますが。

最後に、今川義元が出てきました。
これまでのドラマだと今川義元は貴族かぶれしたぼんくらのように描かれることが多かったのですが、実際はそんなことなかったという説が最近では有力で、このドラマもその最近の評価に基づくものとなりそうです。

「紀行」では桔梗紋が土岐家の門で、明智家も使用したとありましたが、なんと坂本竜馬も使ってるんですよね。

今週はここまで。
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