小さな店舗にも、希望すれば様々な商品が届く。
むろん普通規模のコンビニにもなれるし、出来立てパンの焼成現場を併設してるとこすらある。
小泉政権が「規制緩和」をはじめたとき、対抗してヤマザキデイリーのようなシステムをやるべきだったのは
「地域の卸売市場」とかだったんだよ。
諸々の個人商店を束ねる。
「小口の仕入れの奴らは、市場へ自分でこいよ」「まとめてじゃなきゃ売らないよ」をやめる。
かわりにルート配送を綿密に練り上げる。
これが出来ていたら、今日ここまで個人商店が衰退することはなかった。
各地方の卸売市場界隈が、そうしたルート配送の整備に手を付けていれば、コンビニの強みである「少量多品種という品揃え」に、かなりのところまで対抗できてた筈である。
また当時、最初から町中を毎日でもかけずり回ってた酒販業界(卸のほうね)が、多品種の取扱に手をつけていれば。やはり対抗はできたと思う。
いや、今あるヤマザキのポジションに、そんな卸売から始まった大会社が収まっていたかもしれない。
でもその知恵は、彼らからは出てこなかった。
「そんなものァ、シラネ!わかんね!できね!」
「俺達はこれでやってきたんだよゥ」
というわけで、衰退した彼らの荷を、いまは山崎パンの配送車が運んでいるのである。
いやー進化って、ほんとうに面白いですね(水野晴郎の声で)
■ヤマザキショップ、自由すぎるコンビニの謎。GWに9連休、店内でDJイベントや結婚式も…
(日刊SPA! - 09月26日 08:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5802549
ログインしてコメントを確認・投稿する