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転勤のため７月に赴任した福井には競馬場も場外馬券場もなく、ネットで買う以外競馬の馬券が買えない。
自分は長らくＪＲＡ（日本中央競馬会）の競馬だけを観戦してきたが、７月最終週から９月１日まではＪＲＡの競馬は札幌と新潟、小倉競馬場での開催で、海の日の連休を利用して１度小倉競馬観戦旅行はしたが、平時の土日の休みで福井から行ける競馬場での開催はなかった。
その間、暇な日曜日に生で競馬を観戦したかったこともあり、日帰りで２回地方競馬の金沢競馬観戦には行ったが、ＪＲＡと較べるとレースのバリエーションが少ない上にレベルが低く迫力には欠け、できれば中央競馬を生で観戦したいと感じていたところである。
先週からはＪＲＡの秋競馬が始まり、中山競馬場と阪神競馬場での開催に替わった。
これまで阪神競馬場と京都競馬場へは行ったことがないこともあり、福井から比較的容易に行けるから、とりあえず阪神開催中に観戦しに行きたいと思っていた。
今回の阪神開催のレースを調べると、今日の第８競走に障害戦の重賞（Ｇ�掘法嶌綽瀬献礇鵐廛好董璽�ス」が組まれている。
予想は難しくなかなか的中させるのは難しいが、自分は馬が障害を飛び越えながら走るハードル競走が好きなのだが、６月まで１２年２ヵ月暮らしていた北海道でＪＲＡの競馬が行われている函館競馬場も札幌競馬場でも障害戦は組まれておらず、ハードル競走を観戦したのは新潟勤務時代以来でもあり、ぜひとも生で見たい。
翌週も日曜日に阪神競馬で障害戦は組まれているが、阪神競馬場で組まれているのは障害未勝利戦だけであり、観戦するなら障害重賞の「阪神ジャンプステークス」を断然見たい。
ただ、ＪＲの夏の「青春18きっぷ」の利用期間は９月１０日までで終わっており今日はもう使えないし、近畿圏のフリーエリア内１日乗り放題で3600円という「夏の関西１デイパス」は期間内だが、残念なことにフリーアリアは北陸線は敦賀以西で、福井・敦賀間を別途買い足さねばならず、格安で行けるきっぷがない。
福井から大阪まで高速バスもあるが、往復6480円掛かり、あまり安くもない。
何かいい方法はないか検討してみる。
まず、阪神競馬場へは阪急今津線仁川駅が最寄りで、ＪＲの駅からは歩いて行ける距離ではないので、どこかで阪急に乗り換える必要がある。
乗り継ぎ検索サイトで検索すると、ＪＲ大阪→阪急梅田乗り継ぎかＪＲ高槻→阪急高槻市徒歩乗り継ぎまたは宝塚でＪＲから阪急に乗り継ぐ経路が候補に挙がってきた。
東京・八王子出身の自分は近畿圏の私鉄はさっぱりなじみがなく、ＪＲから阪急線への乗り継ぎで高槻→高槻市徒歩乗り継ぎは念頭になかったが、地図サイトで確認すると500mほど離れているだけで確かにアリだと気が付いた。
ただ、そのパターンだと福井→高槻のＪＲ運賃3020円＋阪急線高槻市→仁川の運賃370円で、片道3390円掛かる計算である。
京都・大阪間はＪＲ東海道線と阪急京都本線が近づいたり離れたりしながらほぼ並行しており、高槻→高槻市乗り継ぎしか選択肢がないわけではない。
どこで乗り継ぐのが安く上げられるか色々調べてみると、ＪＲは京都の２駅大阪寄りの桂川まで、乗車券は福井から鯖江で分けて買うと2510円で、ＪＲ桂川駅から500ｍほど離れた阪急京都本線の洛西口から仁川までの阪急線の運賃は470円で合計2980円となり、福井から片道3000円以下で阪神競馬場まで行けることが判明した。
それなら今日は阪神競馬観戦に行ってしまうことに決めた。
乗り放題のきっぷ利用だったら泊まらずに日帰りで往復してしまえばいいが、普通乗車券利用だと復路も同額掛かる。
そこで、１日だけ競馬観戦して日帰りするのではなく、近場で安い宿に泊まって土日２日間阪神競馬観戦を楽しむことにして、2600円の安宿が取れた神戸・三宮に泊まることにする。
したがって、交通費は仁川から神戸三宮までの阪急線の運賃がさらに280円掛かるが、それでも片道合計3260円で済むから、宿泊費込みでも１万円を切り9120円で往復できるなら御の字だろう。
飲み代まで賄えればいいなんて欲張りはしないが、１レースか２レースくらいは的中して交通費と宿泊費分が賄えるくらい、１万円はプラスになってくれれば言うことないのだが、どうなることだろうか。
福井813
↓
敦賀903/923
↓湖西線回り新快速大阪行
山科1059/1102
↓快速加古川行
桂川1114
↓徒歩
洛西口1121
↓阪急京都本線準急天下茶屋行
茨木市1144/1146
↓阪急京都本線特急梅田行
十三1159/1203
↓阪急神戸本線特急新開地行
西宮北口1212/1218
↓阪急今津線宝塚行
仁川1223/1644…阪神競馬観戦
↓阪神今津線
西宮北口1650/1654
↓
神戸三宮1715…泊
ＪＲ桂川→阪急洛西口７分乗り継ぎ可能か分からないが、次の阪急電車乗り継ぎでもいちばんの目的の「阪神ジャンプステークス」には間に合うはずだから、無理はしないつもりである。
福井を出発。
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