前半は良かったが、後半は「？」な面もあるか。

指原莉乃がご意見番化…忖度しないコメント力に共感相次ぐ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=5772692
フジテレビ日曜朝の「ワイドナショー」は、しばしば出演者の発言がちょっとしたニュースになることがありますが、番組の常連ゲストコメンテーターの一人である指原莉乃の昨日の発言も結構な話題になったようですね。「ワイドナショー」と言えば、MCの東野幸治、番組の"顔"たるレギュラーコメンテーターの松本人志、そして濃厚な顔触れのコメンテーターが折々のニュースに個性的なコメントを投じることで人気があり、この日は中居正広と西川貴教が出演していましたが、そのような"錚々たる面々"に臆することなく自身もその"錚々たる面々"に名を連ねるのが楽しみだったりします。
昨日は、お笑いユニット「キングコング」の（と言うより、近年は絵本作家としての活躍が目立つ）西野亮廣のTwitterでの「“差し入れハラスメント”が本当に無くならない」とのコメントと、長友佑都の専属料理人見習いとしてトルコに渡りながら僅か2カ月で帰国した三瓶についての話題となりましたが、見ていて、西野亮廣については私も相応に理解できましたが、三瓶を「一番仲良しの友達を仕事仲間にしちゃいけない」としたことについては、少し「どうかな」と思うところがありましたね。
「『要らなかったら捨てて』と言うけれど、物を粗末にしたくない。『要らなかったら誰かにあげて』と言うけれど、その誰かも要らない。『差し入れは要りません』は【遠慮】じゃなくて【悲鳴】なので、ちゃんと聞きとって。お願いします」と、ファンからの差し入れに苦言を呈した西野亮廣について、指原莉乃は「言っていることはわかる」とした上で「この『差し入れハラスメントが本当に無くならない』という言い方、“一石投じてます！”って感じが私は腹立っています」と論評しましたが、私も西野亮廣の思いはわからないではないと感じますが、大切にすべきはずのファン、つまりは「お客様」の好意たる行動を「差し入れハラスメント」などと強い言葉で非難する姿勢には腹立たしさを持ちますね。指原莉乃は「“一石投じてます！”って感じ」を腹立たしく感じているようですが、ファンの行為をして"ハラスメント"と言い切っていることもあり、不用意になのか、軽い感じで敵を多く作るような言動をすることのある西野亮廣が"またやった"のかと思いました。
一方、後のコーナーにゲスト出演した三瓶がトルコのプロリーグに所属するサッカー選手の長友佑都の専属料理人見習いとして渡りながら僅か2カ月で帰国したことについて、本人を目の前に「どうしようもないです」、そして、長友佑都夫人で三瓶の親友と言う平愛梨との関係でトルコに渡ったことについて「一番仲良しの友達を仕事仲間にしちゃいけないですよね。うまくいかない気がします」と言いましたが、仲の良い相手が「仕事の関係の相手」となることで、何か問題やトラブルが起きた際に修復しにくい関係に陥りかねないリスクがあることを指摘するのは正論としても、募集に応えた三瓶を受け入れた長友佑都・平愛梨夫妻にしても同じであるはずで、三瓶一人を斬る話とも違うと思います。
加えて、その言語や慣習の違いを克服し、その複雑な政情にも対応して「危険も少なからずある地」であることをしっかりわかっていた上で、その覚悟を持ってトルコに渡ったのかが重要なはずで、そこにあまり突っ込んでいなかったところも、「ちょっとどうか」ではありますね。