以前、行った事のある世田谷区の等々力(とどろき)渓谷に、早朝から行って来た。
記憶と全然違ってた。
宿直明けの娘から「体調が悪い、迎えに来れる?」
と、SOS。
護国寺から用賀までは首都高速で20分。
反対車線は渋滞。
娘の勤務終了まで時間があったので、近くの等々力渓谷に、という事情。
川が大地を削って、それがいい感じに残ってる。
前は、気にならなかったが、斜面に幾つかの 横穴式の墓がある。
古代〜奈良時代にかけての、この地方の有力者の墓らしく三つの遺体も副葬品も保存状態が良かったらしい。
近くには古墳もある。
仁徳天皇は「前方後円墳」だが、
ここのは「ホタテ貝型」と、ある。
が、今回はそこまで見る時間はなかった。
残念。
普通、川のそばには山があって、そこに降った雨が流れ込むが、ここは湧水によるもの。
富士山の近くの 忍野八海
(おしの はっかい)も湧水だ。
大きな緑色の橋の下をくぐる。
この上は環状八号線 (通称 カンパチ)だ。都会の喧騒の下を湧水が流れていく。
今、娘は8日に一回 宿直だ。
40歳を越えての宿直はきついだろうな。私の時代には無かったが、
「男女雇用機会均等法」が施行されてから 女性も宿直勤務が始まった。
次の転勤で、土日が休みで 五時には終業する、本店勤務になるといいなあ。
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