オーディオテクニカ AT33ML/OCC(PCOCC6N) です。
デュアルムービングコイル、金蒸着ベリリウムテーパードカンチレバ−＋マイクロリニア針の最高級仕様。
それを支える剛体化設計に徹した強靭なボディはアルミ合金をベースに硬質樹脂で共振を押さえた入念なつくり。
は前々作のAT33ML（LC-OFC）と共通、大きな違いはコイル巻き線がLC-OFCからPCOCC6Nに。マグネットは（多分）サマリウムコバルトはより強力なネオジウムに。その効果か、出力が0.4mVから0.5mVに向上しています。
前作AT33ML/OCC(PCOCC4N) は所有していませんので、AT33ML（LC-OFC）との比較になります。
MLからocc6Nに切り替えると、一聴して透明度、純度が向上、MLが全体にほんのりと黄金色がかかってることに気づかされます。（文章にすると安っぽくなってしまいますが、この黄金色は歪み感は少なく情報量も多いので個人的には大歓迎ですし、純粋なアコースティック楽器以外ではむしろ大きな武器と認識しています。）
音像はMLよりさらに小さく引き締まり、音場はMLの方が広い気もしますが、見通しはocc6Nが上回ります。
どちらか一つと、DL-103とシュアーV15�靴鮖�ち、ソースやレコードそして気分により使い分ければ、アナログレコードの魅力を存分に楽しめます。
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