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2019年05月21日21:50

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久々の恵みの雨〜生命の源「水」

 連休後半からずっと晴れの天気が続いていて、毎日朝・晩の2回庭へ水を撒いてきたが、今朝は久々にその水まき不要の朝だった。
 与那国島、屋久島で被害を出してきた低気圧と前線が西日本から東日本へと通り過ぎて行った。昨夜はかなりの雨が降った。恵みの雨だとは思うがやや極端な天候が続いている。天気の変化は主に太陽の日射、地球と太陽の距離、地軸の傾きなどで決まるものなのだろうが、以前未解明なのが10万年ほどの周期性のある大規模な気候変動。ミランコビッチサイクル、という理解があって、地球の首振り運動がもたらす効果、という考え方がある。近年では海流の動きにも要因があるだろうと研究が行われていて、ベーリング海峡が開いているかどうかなどは大きな要因とも思われている。そうであるなら大陸の移動も、地球の気候にはかなりの影響があるのだろう。
 長期的な変化は分かりにくいが、おおよそ1万2千年前からいわゆる氷期が終了して、地球全体はかなり暖かくなっていた。縄文時代の海岸線が今よりずっと内陸まで入り込んでいた証拠がはっきり示している。
 その後、寒冷化が進んで、平安時代には温暖な時期もあったようだが、気候の寒冷化は農業の不振につながり、政治体制は倒れては刷新を繰り返す。平成にも「平成の米騒動」というのがあった。実際コメが手に入らなくて困った時期がある。
 コメの栽培という点では寒冷地でも栽培できる品種改良が進んで、今では北海道でも米作がされているのはものすごい農業の進歩だと思える。

 3月に、しわしわになって食べられそうにないメークインが3個あったので、半分程度に切って、庭に植えて見た。芽が出てぐんぐん成長し、今では丈が40cmほどになっている。地下には芋が作られているのだろうか? この点は分からないのだけど、2週間ほど続いた日照りで、枯れ葉となったチューリップのプランターを一個ひっくり替えして、球根を取り出して見た。結構大きくなっていて、いくつかはまた来年花を咲かせそうな大きさになっていた。季節の進行が着々と進んでいる様子が実感できる。
 空いたプランターにまた土を入れなおして、コスモスの苗を植える。これは6月の終わりごろから花を咲かせ始める。こぼれ種からどんどん芽が出てくるので、あまり一生懸命種を蒔かなくても適当な数の苗が確保できるようになっている。面白いものだと思う。

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 冥王星には、探査機が送り込まれ、色々な情報が得られる時代になった。人間の気持ち的には、海王星のトリトンや、土星のタイタンでも同様の調査をやりたい、という気持ちになろう。宇宙をいくら探査しても、現状月にさえ基地が無い状態。具体的な外惑星の利用は遠い将来のことであろうが、生命があるのかどうかに関しては興味がある。液体の水が存在することが生命誕生の大きな条件の一つなので、この冥王星のシステムが本当であれば、他の衛星にも液体の水が存在している可能性はある。また未発見の岩石型の惑星や準惑星でもそうした可能性もあるだろう。生命、というものが宇宙では「ありふれたもの」である可能性は結構高い。

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■冥王星の海、なぜ凍らない?=ハイドレート層が保温か−北大など
(時事通信社 - 05月21日 00:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5627683

 極寒の冥王星の地下に「海」がなぜ存在できるのか−。北海道大などの研究チームは、地表を覆う氷と地下にある海の間にメタンハイドレートの層があれば、水が凍らずに存在できることを数値シミュレーションで明らかにした。論文は21日、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に掲載される。

 地下海は土星や木星の衛星にもあるが、極寒の冥王星でも液体の水が維持できる仕組みが解明されると、地球外生命の可能性がより広がることになるという。

 2015年7月に最接近した米探査機ニューホライズンズによる観測から、冥王星は表面を覆う氷の地殻、その下に地下海、中心に岩石核があると考えられている。岩石核に含まれる放射性物質が熱源になるが、太陽から遠く離れた冥王星の表面温度は零下220度と低く、地下海が凍らない理由は分かっていなかった。

 北海道大の鎌田俊一准教授らは、低温・高圧環境でメタンが水と結合して結晶化するメタンハイドレートが氷に比べ、熱が非常に伝わりにくいことに着目。岩石核内の有機物から供給されたメタンが氷の地殻と地下海の境界にメタンハイドレート層をつくると仮定し、冥王星誕生から現在までの約46億年間、内部の温度変化をシミュレーション計算した。

 その結果、ハイドレート層がないと10億年近く前に地下海は凍結するが、存在する場合は「断熱材」として働き、ほとんど凍結しないことが判明した。表層の氷はすぐに冷え切って固くなり、観測されたように不均一な厚さになることも分かった。 
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