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2019年04月19日23:34

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【第57期十段戦五番勝負第4局】

■村川がタイトル奪取=井山は4冠に−囲碁・十段戦
(時事通信社 - 04月19日 20:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5588603

井山裕太十段に村川大介八段が挑戦する第57期十段戦挑戦手合五番勝負第4局が、4月19日(金)に大阪府大阪市の「日本棋院関西総本部」で行われた。
結果は、村川が226手まで白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績3勝1敗で十段位を奪取した。
終局は18時14分。
持ち時間3時間のうち残り時間は黒番の井山が2分、白番の村川が1分だった。
村川は初の十段獲得。
規定により20日付で九段に昇段する。
井山の十段4連覇はならず、2015年11月以来の四冠に後退した。

● 井山十段、ジンクスを覆せず ○
https://www.sankei.com/life/news/190419/lif1904190001-n1.html?cx_fixedtopics=true&cx_wid=d5ac4456c4d5baa6a785782ef4e98f6eb01bb384#cxrecs_s

井山十段はフルセットへ持ち込めずにあっさりと敗れてしまった。
天元戦とこの棋戦は長期に亘りタイトルを保持し続ける事が過去に無く、井山十段は初の名誉称号の獲得が出来るかと期待されていたが、この敗戦で名人位と近い状態になって、獲得が大変厳しくなってしまった。
昨年の碁聖戦以降、番碁の成績が下落傾向になっているが、歯止めが掛からない状態が続いている。
年齢的にも30代へ入っていくにつけ、乗り越えなければならない壁を迎えたかもしれない。
獲得総数は50期乗せ、名誉称号の獲得・拡大へ正念場を迎えたと思う。
年末には重要な挑戦手合いが控えているので、そこまでには立て直して行きたい。

一方の村川八段は、見事にリベンジを果すことが出来た。
対井山戦が苦しい状況が続いていただけに何とか接戦へ持ち込んで勝機を見出して行きたいところだった。
王座戦で井山十段を破って以来、再び井山十段を退けた。
これで、関西棋院勢へタイトルの奪還も成し遂げた。
若手実力者組は、相変わらず安定して好成績を継続して行っているが、ここ最近は従来勢力組の巻き返しが顕著になって来ているので、熾烈な争いの様相となっている。
井山十段の調子が落ちて来ているだけに戦国時代になる可能性も出て来た。
従って、これを契機に村川八段は他のトップ棋士と同様に二冠・三冠も狙える態勢が整ったと思うので、動静を注目して行きたい。

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