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2019年03月23日03:29

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イチロー引退の陰で気になる、大リーグの劣化現象

イチローの引退で大いに盛り上がったメジャーリーグの開幕シリーズだが、試合そのものは恐ろしいほどにレベルの低いものだった。
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出てくるバッターは上位から下位までそろってオープンスタンスの一発狙い。それ自体は悪いことではないが回の終盤も同点延長の場面も変わらないのは呆れてものも言えない。
日本でノーアウトでランナーが出たら間違いなくバントと進塁打でランナーを進める。打順が上位の強打者ならランナーを2塁からでも長打で返せるし3塁からなら犠牲フライで返せる。中軸ならランナーと連携しての短打でタイムリー狙い、下位ならスクイズ。こんなことは小学生でも知っている。
対するピッチャーは外角外角でファールを打たせてカウントを稼ぎ、インコースを詰まらせて内野ゴロの併殺を狙う。これも小学生でも知っている。
しかし8回アスレチックス1アウト1・2塁のチャンスに代打グスマンが初球を呆気なく打ってセカンドゴロゲッツー。11回マリナーズもノーアウト1塁から8番ヘイリーがショートゴロゲッツー。あまりにもお粗末なシーンだった。
こんなお粗末野球が通用するのはピッチャーに失投が多いのだろうか?この日のマリナーズは9本打ったヒットのうち6本が長打(ホームラン2、2塁打4)だった。アスレチックスは10本のヒット中長打は2塁打1本だけだったがスタメン9人中7人がヒットを打ちまんべんなく期待に応えている。これではバントや進塁打に頼らない戦法も理解できなくはない。
トータルすると投打共に大リーグのレベルは落ちているのだ。そもそも見ていて緊迫感が丸でない。斎藤隆や岩隈久志ら精密なコントロールを持つピッチャーが全盛期を過ぎても通用するのも大いに頷ける。
60年代にテッド・ウィリアムス、70年代にピート・ローズ、80年代にジョージ・ブレット、90年代にウェイド・ボッグスやトニー・グウィンらが活躍した時代はもっと細かい野球をやっていたはずなのに。これでは引退したイチローもコーチのしようがない。
パワフルなパフォーマンスの南米系選手が幅を利かせているのも関係あるのかな?
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