今年買ったカレンダー
タイトルは
街の灯り 世界の夜景
今ふと目にして
あらためて思った
星空じゃないけれど
無意識に
暗がりと光を
好んでいるんだなって...
光がより美しく
映える場所は
暗がり
明るい場所だと
見えないからね
そんな
星空や夜景を
眺めていると
心の中で
音が鳴り響いている
いつも
地球上では
冷たい空気を伝って
届くイメージ
宇宙の中では...
空気が無いから
音の無い静寂の中で
きっと
光の波長に乗って
ぼくの心に届き
響く
どんなに遠くても
ずっと ずっと
伝わり続け
ひびく
いにしえから
刻まれ続ける
そのリズム
星の瞬きに惹かれるわけは
きっと そんな
響きに
魅せられているから...
今夜は
春霞に包まれた
おぼろ月
こんな夜は
目を閉じて
ぼくの中の
星の瞬きを
見つめる
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