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2019年01月27日14:29

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[趣味]DAYS JAPAN 2019.2月号

フォト



勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第164回。
今回はこれ。
月刊フォトジャーナル誌「DAYS JAPAN」。

先ず、冒頭で数ページを使って、編集人であった広河隆一氏の「性暴力告発記事」を受けての関係者のコメントなど。
中でもおしどりマコさんの寄せたコメントが響きます。

次に沖縄・辺野古への土砂投入後の、それでも揺らがない基地反対の意志について。

特集は、「死刑を知る」。
日本のある死刑囚と手紙をやり取りしたり、面談したりする中で感じたことを、2人の映像作家が言葉にしています。
一方、同じく死刑制度があるイランで死刑宣告を受けた経験のある女性について。

次に、南アフリカ共和国。
「赤蟻」による強制退去 分断させられる貧困層
住む場所さえままならない貧困層を、民間警備会社が雇用した貧困層(「赤蟻」と呼ばれる)が強制退去させている。
「赤蟻」の報酬は、わずか1日10ドルという。

次、コンゴ民主共和国。
紛争下に忍び寄るエボラ熱の再流行。
政府軍と反乱軍が数十年に渡って激しい戦闘を続ける地域で、エボラ熱の流行が繰り返されているという。
医療関係者が接触しようとしても治安の悪化でまともな対応が不可能に近い状態に。

レギュラーのおしどりマコ・ケンさんは、福島の農家と東電の交渉について。
加害者のはずの東電が一方的に補償を削ろうとするのも腹立たしいけど、いまだに「風評被害」なんて寝言をほざいてるらしいのが一番腹立ちますね。

フィリピンからは、線路を駆け抜ける人力トロッコ。
「トロッコボーイ」と呼ばれる人々が、線路の上を自前のトロッコに客を乗せて駆け抜けます。
というのも、マニラ首都圏の通勤通学者は1日約1200万人(!)も居るそうで、しかし公共交通機関は十分に機能せず、交通事情の悪化が深刻な課題なのだそう。
そこで彼ら「トロッコボーイ」が、安価で便利な交通手段として重宝されていると。
もちろん線路の上なので、一歩間違えれば大事故になるそうで、考え事をしていて間一髪なんていう経験も少なくないみたい。


などなど、相変わらず内容は興味深い記事ばかり。
来月発売の3月号で休刊になってしまうのが、本当に惜しい。
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