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2018年10月11日20:11

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金本監督「結果で問われるのは巨人、阪神」一問一答

金本監督「結果で問われるのは巨人、阪神」一問一答
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5326745

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阪神金本知憲監督(50)が11日、電撃辞任した。兵庫・西宮市内の球団事務所で緊急会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。

−−球団に辞意を伝えた
金本監督 昨日(10日)の試合後ですね。
−−揚塩社長に
金本監督 社長の方ですね。
−−辞任する理由は
金本監督 成績不振です。
−−辞意を考えたのはどのタイミングからなのか
金本監督 最下位に決まったくらいですね。
−−揚塩社長からの話は
金本監督 「もう少し頑張ってみては」ということは言われましたけれど。僕の意思も固かったし。
−−育成は難しい。結果もなかなか出ないと思う。途中で辞任する形だ
金本監督 やり残したことは多々ありますけど、結果の世界ですからね。
−−志半ばの気持ちは
金本監督 もちろん、それもあります。
−−昨年、星野氏が殿堂入りパーティーで「あと2年見守ってくれ」と話していた。心に響いたと思う
金本監督 何より最下位というね。そこですよね。
−−家族らに相談は
金本監督 していないですよ。してないですね、それは。全部、1人で決めるので。
−−長期的な視点で再建を考えていたと思うが
金本監督 10年かかるところを5年以内でというのが、すごく僕のなかでのブレない目標ではあったんですけどね。なかなか選手もケガとか、伸び悩んだりとかね。それも我々、現場の責任ですしね。選手たちは本当に「何とか」という姿をね。うまくなりたいとか、レギュラー取りたいとか、そういう気持ちを前面に出してやってくれていた。なかなか、あらためて育成というのは…。何て言うのかな。言葉が難しいな。出る選手は簡単に出るし、ススッと行くし。長い年数かかる選手もいるしね。
−−最下位が決まった8日ヤクルト戦(神宮)までは来年を考えていたのか
金本監督 まあ、そうですね。でも神宮の最下位、その頃から「ちょっと、最下位、ヤバイな」というのがあったから。
−−10日DeNA戦で甲子園のファンに直接話したのもメッセージか
金本監督 昨日のアレはまったく。辞める辞めないの深い意味はなかった。昨日は謝罪メーンのあいさつでしたけど。僕の中でね。
−−成績が伴わないなか周囲の雑音も耳に入った
金本監督 そうですね。それはタイガースの監督をやっている宿命ですから。それはもとから、受ける前から覚悟の上でね。いろんな雑音のなかでやっていくのが、タイガースの監督ですから。それは特には気にならなかったですね。
−−巨人の高橋監督も辞任発表。気にしたことは
金本監督 でも、巨人は3位ですからね。もともとのスタートが高橋監督と僕は違うところがやっぱりありましたし、でも、やっぱり結果で問われるのは巨人、阪神。そこは一緒だと思うのでね。巨人は3位でも辞めないといけない。僕は最下位ですから。
−−一緒に戦っていたコーチ、選手にはどう伝えた
金本監督 まだ伝えていないですね。だから、僕が呼んだ、頼んだコーチにはそういうふうに伝えましたけどね。選手にはまだ。選手は誰も。
−−坂井オーナーと話は
金本監督 まだ、できていないんですけどね。
−−甲子園の最終戦の前に辞意を伝える意向は
金本監督 なかったですね。そこは僕も、試合、最後、甲子園で勝たなあかんというのがあったから。そこまで頭が回らなかったですけどね。
−−どういう3年間か
金本監督 やっぱりしんどかったのが一番ですね。でも、まあ、若い選手がいい成績を残してくれたときとかは本当にうれしかったし。逆に僕の方がワクワクしてね。「このまま良くなってくれよ」とか。そういう、楽しい思いもあったしね。今年、藤浪がやっと完封してくれて、もう、こっちがワクワクしていたというね。「よし、やっとコツをつかんでくれたな」とかね。そういう楽しさはありましたね、やっぱり。
−−残る選手に伝えたいこともある
金本監督 そうですね。やっぱり何とかね、一緒にやった選手、若手が一人前になってほしい。競争ですから、全員、レギュラーというわけにいかないんですけど。誰か、何かこう、我々が教えたことを肝に銘じてというか。それをもとに一人前になって欲しいなと。これはありますね。何か、寂しいじゃないですか、僕が教えた選手が誰もレギュラーにならなかったというのは。
−−いまの若い選手は違うという話も聞く。感じたか
金本監督 世間でよく、いまの子は、いまの時代はと言いますけど、僕はいつも言うんですけど、僕らも若い頃、そう言われていましたから。だから、そういういまの子だから、こう扱わないといけないというのは、正直、ウチの選手に関してはなかったですね。本当にみんなガッツがあって素直に言うことを聞いてくれた。頑張っていて、僕はそう感じるんですけどね。僕ら、二十歳のころ、新人類って言われていましたから。当時、やっぱり、僕らも二十歳のころ「いまの子は、いまの子は」と、言われていましたし。そういうのは実際に感じなかった。
−−金本監督の今後は
金本監督 何も決めていないですよ。ゆっくり、ちょっと疲れを取りたいというかね。
−−今季最終戦の13日中日戦は指揮を執るのか
金本監督 はい。
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旅行は出発する直前が最高に楽しいのと同じで、プロで最も大切なものも期待であると思われる。だから、始まる前から「期待」ができないのなら、身を引くほうがよい。

結果というものが最重要である分野もあるが、娯楽系は「期待」が9であって、「結果」は1でよい。ただし、今年の「結果」は翌年の「期待」に直結するから、0ではいけない。

結果は出なかったけど、十分に楽しめた、面白かった。「来年も期待しているよ」という言葉さえ引き出せればよいのである。

プロ野球は日本で最も監督の多いスポーツである。その辺の居酒屋に行っても、監督連中が大気炎で吠えている。ひとつのプロ野球球団にファンが100万人いるとすれば、最低でも2万は監督だと思っていい。

あの采配が、あの起用が、あのプレーが、すべてごもっともな話なので聞いていて面白い。もちろん、現場の情報をファンは知らない。ケガなどの情報は絶対に外に出さないし、出すときにも戦略に基づく。だから、スタッフにしかできない判断というものがある。

それでもファンとしては気持ちの持って生きようが欲しいのである。納得できない結果には、その疑問を氷解させたいのである。それを支えるのは合理的な理由である。原因である。どのような対策をとったのか、どのような計画の基づいた行動なのか。

というファンをカッカさせておくためにも球団は情報は公開しない。ヱヴァンゲリヲンが今も続くのはとっておきの秘密がいまも秘密のままだからではないか、というのと同じ商法である。

そういうビジネスの思惑で苦労するのは優勝から遠ざかった球団の宿命であろう。優勝すれば全てがチャラ。そういう構造を持っている。

そして去ってゆく指揮官にとっては、これから飯の種の心配が始まる。成果が出なかったのはなぜか。「勝負の不思議の勝ちあり、負けの不思議なし」を思い返すことになるのだろうか。

運がなかった、という言葉は、本当にそう思うこともあるだろうし、たったひとつの歯車が(あれば、普通は回転が逆になる)、ひとつのギアがあれば、と思い返す事になるのだろう。そういう時間を持てることが最高の財産かも知れない。人が石垣の真意が適材適所にあるならば、退任はそれを促進するはずだ。

勝ち過ぎれば、もうこの辺りでよかろうと思うのが人である。何時までも続くはずがないじゃないか、と思うようになるものである。それが人の弱さであり、がめつく勝ちに向かうのはこれは指揮官の心ひとつに掛かっている。

カープのさらなる優勝を期待する。

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