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2018年09月16日07:50

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石狩・札幌(大通)B級グルメ、レストランバー「ラ・コパン」のランチメニューに「卵でとじていないカツ丼」を発見、温玉デミヒレカツ丼(9/7)

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平成30年北海道胆振東部地震で北海道は全域で停電が発生し、照明が点かない上に冷蔵庫や調理器具が使えなかったり、さらに物流もストップし仕入れもできず、飲食店は軒並み営業できなくなった。

札幌市の中心部、大通あたりは地震当日の夜には停電は復旧したようだが、停電で冷凍していた食材がやられてしまったり、翌日もまだ多くの地域が停電したままで物流もストップして仕入れができなかったり、公共交通機関が運休していて従業員が出勤できなかったり、大混乱が続いていた。

そんな中、地震の翌日9月7日金曜日は大通にある札幌ビューホテル大通公園でお昼から講演会を予定していたが、とても開催できる状態ではなく中止になった。

出席予定者には手分けして電話で中止の連絡を入れたが、地震で電話もつながらなくなった地域があって連絡がつかないお客さんが多数おり、講演会が中止になったことを知らずに会場に来てしまう恐れがあり、念のため会場に行っていた。

ホテル自体も非常用電源で最低限の照明こそ点いてはいたが、帰れなくなった観光客の緊急避難所状態になっており、エレベーターやエスカレーターも止まっている上立体駐車場も停止しており、リネン類を洗濯業者に出すこともできず積み上げられており、とても宿泊者を受け入れられる状況でもなく、ホテルのレストランも当然営業してはいなかった。

12時半までホテルで待機して、会社に引き上げようと大通を歩いていたら、こんなときでも営業を再開しているレストランがあるではないか(写真1)。

物流が滞り、コンビニやスーパーですら入荷がなくまともな食料品はほとんど並んでいない状況で、よくぞ普通に営業再開したものだと思い、何が食べられるのか確認したら見つけてしまった。

何と、今週のランチのメニューに「C・温玉デミヒレカツ丼(700円)」などと書かれているではないか(写真2)。

自分は「全日本卵でとじていないご当地カツ丼愛好家」を自認しており、これは「ご当地カツ丼」ではないものの、こんなときに見つけちゃったら決まりだ。

そのレストランバー「ラ・コパン」に入り、「Cセット・温玉デミヒレカツ丼」を注文。
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丼ではなく皿に盛られているが、お店が「丼」と言っているんだから「卵でとじていないカツ丼」なのだ。

とりあえずトンカツからいただく。
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きちんとお店で調理され、揚げ立ての熱々のトンカツ、地震による停電でカップ麺以外に温かいものを食べるのは久しぶりで、涙が出そうなほどありがたい。
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もはや旨いとかまずいとか言う以前の問題である。

途中で温玉の黄身を割る。
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卵黄をまぶしていただく。
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温かいご飯に卵黄がとにかくありがたい。
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女性向けの店で、皿に一緒に盛られているほかに別皿でサラダも付いており、普段だったら「カツ丼にサラダなんかなくてもいいぜ」と思うのだが、地震で生鮮食料品が払底している中で生野菜が食べられるのもありがたく、サラダも含めて完食。
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地震でしばらくカップ麺やスナック菓子、魚肉ソーセージなどしか食べていなかったこともあり、非常にありがたい作り立ての温かい食事だった。
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