mixiユーザー(id:258708)

2018年08月30日00:01

185 view

う…うろ覚え

だと思っていた。

突然、こんなニュースが上がってきた。
和同開珎って何と読む? 発行から1310年、学会を2分した「珍宝論争」の行方は…

この「和同開珎」。実は何と読むのかは、正確には分かっていない。年代によって教科書の記述も変わってきたのだ。学会でも「わどうかいほう」と「わどうかいちん」の2説が激しく対立。「珍宝論争」と呼ばれている。

01.わどうかいほう説

珎は、宝を意味する「寳(ほう)」を簡略化した字である。和同開珎のモデルとみられる中国の「開元通寳」など、当時の貨幣の銭文には寳が多く用いられている。「寳」の字から「宀=うかんむり」と貝をカットすれば「珎」になる。よって、珎の読み方は「ほう」である。

02.わどうかいちん説

珎は「珍」の俗字である。「わどうかいほう」説のいう「寳」の字の一部「珎」を抜き出して略字としたという意見は、漢字の出来方を無視しているため理屈に合わない。同時代の資料は、「珎」をチンと発音していた。

学会を二分した珍宝論争は、戦後の昭和40年代にピークを迎えたが、現在は「わどうかいちん」説が有力となっている。

産経新聞1997年2月28日のコラム「産経抄」では、「戦後しばらくまで教科書もカイホウと読んでいたが、最近はカイチンがむしろ通説となった」と記載している。現在の教科書の多くは「わどうかいちん」をメインに記述しつつ、「わどうかいほう」の読みを紹介するという両論併記となっている。
(Huffpost)

そういう事か。
「わどうかいちん」と聞くたびに、昔覚えた「わどうかいほう」とは違う貨幣があったのだと、何の疑いもなく思っていた。

同じモノだったのか…

で、何故突然こんなニュース?

708年(和銅元年8月10日) - 日本初の銅銭「和同開珎」を発行。

和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)は、708年8月29日(和銅元年8月10日:続日本記の記述による)に、日本で鋳造・発行された銭貨である。日本で最初の流通貨幣と言われる。皇朝十二銭の1番目にあたる。

直径24mm前後の円形で、中央には一辺が約7mmの正方形の穴が開いている円形方孔の形式である。表面には、時計回りに和同開珎と表記されている。裏は無紋である。形式は、621年に発行された唐の開元通宝を模したもので、書体も同じである。律令政府が定めた通貨単位である1文として通用した。当初は1文で米2kgが買えたと言われ、また新成人1日分の労働力に相当したとされる

「わどうかいちん」と読む説と、「わどうかいほう」と読む説とがあり、江戸時代後半から論争が続いている。しかし、それを立証する文献が残されてないことから、解決の道を絶たれているのが現状である。

和同開珎以前に存在した貨幣として、無文銀銭と富本銭が知られている。1999年1月19日には、奈良県明日香村から大量の富本銭が発見され、最古の貨幣は和同開珎という定説が覆る、教科書が書き換えられるなどと大きく報道された。しかし、これらは広い範囲には流通しなかったと考えられ、また、通貨として流通したかということ自体に疑問も投げかけられている。現在のところ、和同開珎は、確実に広範囲に貨幣として流通した日本最古の貨幣であるとされている。
(Wikipedia)

と、言う事で日本最古の貨幣が誕生してから1310年の記念日だったのである。
4 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年08月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る