蓼科山３６５日　８-２５-１８　お灸

最近「お灸」が若い女性の間でひそかな人気となっているとか！
ストレスの多い現在の社会で、不調の改善、癒しの効果、免疫力アップ、などなど.....。

「せんねん灸」が手軽で、場所によっては独りでも簡に出来るようになった。私自身も半世紀ほど前！にもぐさを背中に歯を食いしばり、涙を流し、我慢をして治療してもらった。
結果、治った！科学的な根拠はあるのかどうかは分からない。


仏教伝来と共に中国から日本にもたらされた「お灸」は二千年の歴史がある。
もし何の効能がないとすると、祖先の日本人は無用なやけどを作って喜んできたことになる。

生理的には、皮膚の一部をつねったりひねったりするだけで、腹部の内臓血管特にその細動脈が収縮し、同時に筋や中枢神経系に属する血管は開帳すると書かれているようです。

焼かれた皮膚の局部では蛋白質が分解して血液の水素イオン濃度が変わったり、周囲に対する電位が変わったり、その付近の細胞にとっては重大な事件が起こるとのことです。




森の人