mixiユーザー(id:21100113)

2018年08月05日23:47

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「スターリン葬送狂騒曲」

英国映画だそうですが、ホントとウソが綯い交ぜに成って、無茶苦茶笑わせます。 

フルシチョフ、ベリヤ、マレンコフ、モロトフ、ミコヤン、ジューコフ、カガノヴィッチ、ブルガーニン、等、昔に私たちの耳に馴染んだ、ソ連の大物たちが繰り広げる、スターリン亡き後の醜悪な権力闘争を、 「ホンマかいな?」 と思う滑稽なタッチで我々の前に繰り広げて呉れて、声を殺して大笑いしました。

でも、あれですねェ、ソ連にしろ、北朝鮮にしろ、権力の中枢にのし上がると言う事は、逆説的に考えて、『最も危険な事』 と言えますねェ。

だって上に揚げた大物たちの多くは、後に権力を失い、今度は自分が処刑されているのですから・・・。 今の北朝鮮だって同じ事、独裁者の気分次第で何時殺されるか解らない恐怖政治です。

モロトフは「火炎瓶」の創始者? と私は記憶して居ます。勿論ウソかホントか知りません。 と言うのは、西欧では「火炎瓶」の事を『モロトフ・カクテル』 と呼んで居たそうで、テロリストやレジスタンスが、ウオッカの空き瓶に、ガソリンを詰めてぼろ布で栓をし、其れに火を点けて相手の戦車や装甲車に投げつけたのが始まりで、 後に暴徒が鎮圧の警官隊などに投げつけた、物騒な代物の発明者だと言う伝説を聴いたものです。

この映画、この前見た『帰って来たヒットラー』に似た感じがして、カラシの利いた西欧のブラック・ユーモアは、流石年季が入って居るなァ!と思いました。
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