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2018年08月05日18:09

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信州・奥飛騨に

 八月に入り、信州・奥飛騨へ三泊四日の旅に出た。
 1日目は「あずまや高原ホテル」。草津温泉の南西に位置する、露天風呂から浅間山・湯ノ丸高原を眺望する絶景が自慢の宿だ。標高1500mであるだけに夜は肌寒い程で、目線の高さにある雷雲から稲光が落ちるのも妙な感じがした。初めての所だが、期待以上であった。
 2日目は善光寺に参詣した後、鹿教湯温泉の「斎藤ホテル」に宿泊。長野・上田も熱中症になる程の酷暑であるのに、山間にある宿の空調は効き目がいま一つだ。鹿教湯も近接する別所や浅間などは、前近代的で廃屋となった宿もある。地域と共存し文化の担い手でもあった歴史ある温泉地の筈なのに、時代に取り残されているように思われた。
  信州・奥飛騨の旅について、続きを忘れていた。
 3日目は、今回の旅のメインである松本城。暑いカンカン照りの太陽の下、何十分も待たされてから、ようやく天守閣に登ることができた。だが、2年前に訪れた松江城が素晴らしかったからか、予期した程の感動はなかった。
 後は国道158号を西に走り、上高地も通過し、新穂高温泉「山のホテル」に向かった。お気に入りの部屋を直ぐに出て、館外にある「山峡槍の湯」に浸かった。近畿にはない混浴である。遥かに槍ヶ岳を眺望できるのが嬉しい。
 今回が三回目だが、他にも混浴で佳留萱山荘・槍見館・深山荘・新穂高の湯などもあって、流石に奥飛騨は日本一の露天風呂天国と言える。絶景・温泉・食事・建物・部屋・施設の全てが満足できる温泉地であった。
 旅の最後の日、大好きな朴葉味噌が朝食に出た。何とも香ばしい味わいだった。もう一度、館外の開放的な露天風呂に行き、ほぼ独占状態で写真撮影してから、宿を後にした。
 目的の一つ白骨温泉「泡の湯」は、日帰り入浴が10時〜14時なので、国道158号を急いで東に戻った。景色が良い白濁の硫黄泉なのだ。ここも混浴で有名だが、入浴客が多すぎ、期待した風情は裏切られた。 午後1時頃に国道158号をまた西に引き返し、高山経由で大阪への帰途に着いた。
 ノンビリと90km程の運転で、風景を楽しんだ。やたらとSAで休憩したが、岐阜は40℃近い焼ける程の凄まじい暑さだった。夏の行事も先ずは一段落、月末にまたどこかに行ければいいのだが…。
(「泡の湯」は数年前の秋に撮影)

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