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2018年07月21日12:59

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エッセイ集543:「公文書監視体制強化を考える」

<公文書監視体制強化を考える>
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政府が罰則を含む公文書監視体制強化策を決定したようです。

ただ誰も公文書の書き換えなどを行いたくないのは明らかで、それにも関わらず何故書き換えが起こったのかというのが問題の本質です。

その解明のためには、国会の証人喚問で偽証した佐川前理財局長への改ざん理由の聞き取り(偽証罪としての告訴)が不可避なのですが、与党は「人権に関わるため慎重を要する」という名目で頑として拒否して逃げ切りました。

結果として「泥棒を捕えて縄をなう」という泥縄式の公文書監視体制強化策が今般策定されました。

かくして「公文書監視体制強化」にだけ力点がおかれると、文書に残るが故に行政における自由な議論が妨げられ、結果的には「政治の行政への介入の強化」につながるような気がするのは私だけでしょうか。

参考:
エッセイ集534:「お茶の間政治学:本当に『公文書管理』の問題か」(2018年04月05日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965958178&owner_id=25116933


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