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2018年06月29日17:35

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良くある話だと思う。


 お天気が良かったので、那覇まで飛行機で飛び、さらに足を延ばして久高島(くだかじま)へ行って見ました。
 久高島は、宗教的聖地とも言える島で、分かり易い言葉で言い換えれば、島全体が神社、とでもいうところか? 時間の流れがゆるゆるで、レンタル自転車を借りて島を一周。もっていった水が少なく、途中で熱中症になってしまう、という不始末でしたが、まあ結構楽しめました。海は澄んでいて美しく、泳ぎたいな、と思っていたのですが、遅めのランチの後はぐったりしていて、夕方の船で本島に戻り、今日の午前の飛行機で伊丹へ。
 飛行機はA席を予約してあったので、那覇空港から離陸後、空から久高島を見下ろし、熱中症になりながらも島を巡った素晴らしい思い出を回想しながらの帰阪。

 糸満の道の駅で食べた「夜光貝」は、珍しかったです。いつもあるとは限らないと思うのですが、道の駅では、通常ではあり得ないような仕入れルートで魚介類を仕入れているようなので、思わぬ掘り出し物に出会う可能性もあり。お刺身をじゃんじゃん捌いて店先に出してきて、立ち寄った人たちの中にはビールを空けながら舌鼓を打つ人も多数。(おいおい、運転は大丈夫なのか?)

 今の時期、修学旅行生も多かったです。色々なところで出会いました。

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 高槻で学校の塀が倒れて、児童が圧死した事故。過失致死だから、事件なのか?
 まあ、この記事みたいなことは、ものすごく「ありがちな事」

 用紙に記号で記入する。みたいなシチュエーションは日々色々な場所であるので、〇とか×とか付けて行く訳だけど、質問の意味すら分からずに記号を付ける、とか日常茶飯事ではなかろうかと思う。
 点検、と言っても、教育委員会、なんかの職員は単なる事務職員でしかないのが普通で、建築物に関しての専門知識なんてもってなくて「当然」だと思う。
 塀の高さをかさ上げしよう、というアイディア自体も、思いついた人にとっては「すばらしく、画期的な思案」であったように思う。


 数学の問題なんかを教えている時に、

 「この問題を解くには、何か素晴らしい、画期的なアイディアが必要なのではないですか?」
 
 と、生徒に問いかけることは多い。
 こっちは、どうやったら解けるかを知っていて聞いている訳だが、言っても数式の扱いでしかない。両辺に同じ数を足す、あるいは引く。二つの式を足し合わせる、あるいは引く。ちょっと難しいのが、因数分解をする、だろう。

 因数分解ができると、結構色々な現象が解明できるケースがあるので、物理をやっていれば、因数分解できればなあ、と思うのはよくあるケースなんだろうが、高校生とかが、そんなシチュエーションに出会うことは極めてまれだろう。
 そうやって、一体何のために因数分解をやっているのかも分からないで、大学へ行って、なんちゃ難しいことをやって、中学入試見たいな問題でハイスコアを取って役人が生産される。
 この役人が生産されるシステムでは、どうあっても、塀を高くすれば、「地震で倒れる」みたいな、多段階の論理思考を、「プールを覗き見られないようにするにはどうしたら良いか?」みたいな問題を解くときに使えるとは思えない。

 まして、阪神大震災を乗り越えて残った塀。地震でも倒れない不死身の塀なのである。


 でも、土木業者がどうやって鉄筋の数を減らそうと思案を巡らすか、について思いが至らないほどおバカでもないだろうけれどもね。現場でずっと作業を見ていなければ、鉄筋の本数をごまかすのを防ぐのも容易でもない。

 こんな事件で、今更作った業者を処罰できたとしても、意味があるとも思えない。現実にこんな痛ましい事故を未然に防ぐのは容易ではないと感じる。

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■倒壊の塀「存在しない」の記号記載 市教委、理解せず
(朝日新聞デジタル - 06月29日 07:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5177332

 大阪北部地震で大阪府高槻市の寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀が倒れ、4年生の女児(9)が死亡した事故で、同小を点検した業者がまとめた報告書に、倒壊した塀が存在しないとする記号が記されていたことが分かった。市教育委員会は記号の意味を把握せずに報告の不備を見逃し、適切に点検したか確認していなかった。

 学校の建物や塀、外壁などは、建築基準法に基づき、3年に1度点検することになっている。点検結果の報告書には、塀について「耐震対策の状況」「劣化及び損傷の状況」の2項目があり、2014、17年の報告書にはいずれも「−」と記されていた。

 大阪府内建築行政連絡協議会が監修する手引「建築基準法定期報告調査・検査者必携」には、点検業者が項目ごとに「指摘なし」か「要是正」の欄に「○」をつけ、点検対象がない場合は「指摘なし」の欄に「−」を記入することになっている。協議会によると、「塀」の欄に「−」とした場合は、現場に塀そのものがないことを示すという。

 市教委は28日の会見で、職員への聞き取り調査で「『要是正』の欄だけを気にしていた」と説明。市教委は朝日新聞の取材に「−」の意味について「よく理解していなかった」とした。市教委の聞き取りに対し、14年に点検した業者は「前回も『−』だったため調査しなくていいと理解し、調べなかった」とし、17年の別の業者は「調査したが、前回(14年)の報告書の通り『−』とした」と説明しているという。
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