とんかつ玉藤 玉藤のとーんかつ ♪
というCMソングが昔流れていたが、札幌では玉藤は老舗で、石山通りの所の玉藤には何度か行った。
宮の沢の所にも支店が出来て、前を通るたびに食べたいなと思っていたのだが、純子が揚げ物が苦手なので入らずじまいだった。
偶々昨日の夕方のTV番組で玉藤が紹介されていて、
「玉藤のとんかつは美味しいよ」
と純子に言ったところ、仕事ですごくストレスが溜まっていた所為か、食べに行きたいという事になった。
入った所我々が最初の客だったらしく他に客は居ない。
二人でヒレカツ定食を頼む。
ご飯やみそ汁もいろいろ種類を選べる。
混ぜご飯となめこ汁を頼んだが、バイキングみたいに食い放題になっている。
カツは3個と4個を選べるが3個にした。
頼んでからメニューを見たら味噌汁も赤味噌が選べて、純子はそれを頼めば良かったという。
元々純子は赤味噌は苦手だったのだが、2014年の旅で赤味噌の味噌汁を飲んだら香ばしくて大好きになってしまったのだ。
カツが来る前に、ゴマの入ったすり鉢とスリコギを持ってきた。
良く解らないが擂ってタレに入れるんだろう。
二人でゴリゴリゴマを擂る。
TVの影響らしく弁当の配達依頼の電話が入っていた。
やがてヒレカツがやって来た。
ソースをキャベツとカツにたっぷりかける。
美味しい。
店員がキャベツ用のドレッシングを持ってきたのだが、すでにソースをかけてしまった。
黙々と食べる。
食べ終わってから、擂り下ろしたゴマが何の役にも立っていないことに気づく。
きっと
「お前ら、そーやって食べるんじゃないんだ。」
と店員に思われてたのではなかろうか。
ソースだけで十分美味しいのだからこれで良いのだ。
手首の運動になったし。
清算したら二人で3000円に満たなかった。
帰り道純子が
「美味しかったねえ。私揚げ物ってお腹に重たいから好きじゃなかったんだけど、さらっとしていてまったく油の感じがし無かったねえ。仕事のストレス飛んじゃった。」
と言う。
この次は赤味噌の味噌汁を頼もう。
それにしてもとんかつ屋の味噌汁ってのは、どうしてあんなに出汁が効いていて美味しいのだろう。
稲積公園の所にあった「寿」も、偶々入った小樽のとんかつ屋も味噌汁は本当に美味しかった。
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