mixiユーザー(id:63866740)

2018年05月24日00:06

118 view

今宵はピアノ

今日5月23日はヴィルヘルム・ケンプフの命日、アリシア・デ・ラローチャの誕生日という、日本と所縁の深い二人の偉大なピアニストの御縁日です。

ケンプフの命日には毎年あっしが生まれて初めて聴いたベートーヴェンである1960年に全集とは別に録音されて翌年日本でのベートーヴェンのソナタ全曲演奏に合わせて国内盤が発売されたベートーヴェンの三大奏鳴曲(!)「悲愴」「月光」「熱情」を聴きます。後の全集も持っていますが、親子二代の愛聴盤ということもあり、三大ソナタに限ってはこの録音に愛着があります♪
今宵は三大ソナタの他、シェリング、フルニエとの大公トリオとライスターが素晴らしい街の歌トリオを聴いて偉大な巨匠の至藝を偲びました♪

一方ラローチャは定番のアルベニス「イベリア」「ナヴァーラ」、グラナドス「ゴイェスカス」と、スペイン物と共にライフワークとしていたモーツァルトを聴きました。あっしは「ナヴァーラ」の中間部の歌が聴こえてくるとなぜか泣けてきます。
ラローチャのモーツァルトは音がキレイです。キラキラと瞬く星々のような美しい、またみずみずしい音楽が素晴らしいです。ラローチャは手が小さいというコンプレックスを独自の運指とたゆまぬ努力で克服して、世界的ピアニストになりました。遺された録音はいずれもそんなコンプレックスなど全く影もない素晴らしい音楽です♪
フォト


3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する