前回の記事↓
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次は、
線路沿いにある農家の情景です。
小屋や蔵、人形やトラックなどの小物類の配置が実感的な気がしました。
隣はトトロ
・・・なんちゃってw
とは言っても、それを前面に出しすぎていない辺りが良い感じです。
こちらは、
切り立った岩山が印象的なモジュールです。
岩肌の表現がとても実感的ですね、どんな素材を使って作ったのでしょうか?
お堂と岩山の間には深い谷底を流れる川があって、かなりの高低差になっています。手前からだと見づらいのですが、川の上流には滝もありました。
その次のモジュールも、
高低差のある作品ですね。
荒れた状態の鉄橋や道路、急な川の流れなどから、なかなかの山奥らしい雰囲気が伝わってきます。
次の作品はコーナーモジュールです。
T-TRAKコンテストだとコーナーモジュールは参加できないので、こちらも同様なのかと思っていました・・・
カーブの内側を海にしています、水の色や波が自然で実感的に見えますね。
ちなみに、この辺りはモジュールの配置がS字カーブになっていたので、
良い風景の中を長編成の列車が身をくねらせながら走る姿を眺められる好ポイントなっていました♪
この作品はトリプルサイズのボードで、
奥羽本線の板谷峠をイメージしたものですね。
モジュールの本線よりも高い場所に、スイッチバック駅とスノーシェルターが作られています。
お隣は、
川と橋のシンプルなモジュールです。情景的にはちょっと寂しいですね・・・
この落ち着いた色づかいのモジュールは、
一見での派手さやインパクトの様なものこそありませんが、見れば見るほど作り込みの細かさや丁寧さに気付かされました。
特に樹木や草、刈田などの植生が実に見事で、近付いて見ても離れて眺めても非常に実感的なのです!
左側に鉄道の橋台だけがあって、その先に続いているのが廃線跡である事がわかります。そんな情景の配置なども、陥りがちな「直線と直角並行の組み合わせ」から巧みに外していますね。秋から初冬を感じさせる彩度の低い色の中で、小屋の屋根やレンガの橋台、実をつけた柿の木などによる差し色も効果的で・・・とにかく全体的に、相当なレベルの高さを感じさせられました!あと、何となくですが、ナローゲージをやっている人の作品っぽく思えました。
その隣の作品は、
日本家屋と水路がある情景です。私は飛騨高山辺りを連想しました。
このモジュールは、
前回に団地のモジュールを出した方の作品ではないでしょうか?
手前側に並んでいる小さな商店と、
古そうな集合住宅、
そして奥に建っている近代的な集合住宅との対比が印象的ですね。
最近どこかで見た様な気がする、そんな風景だと思いました。
そしてこちらの作品は、
何と背景板から手が生えてますよ!?
片手には家屋のストラクチャー、もう片手には接着剤を持っていて、今まさにこのモジュールを制作中という訳ですね。いやはや、すごい発想です・・・
次の作品は、
ヘリポートでしょうか?ヘリコプターのローターが回ったりすれば、もっと面白くなりそうです。
その次は、
紙製のホテルと駅のモジュールです。
ホテルの周りにはペデストリアンデッキが設けられていて、多くの人形が配置されています。
裏には広い道路もあって、おそらくこの作品は裏側の方がメインなのでしょう。しかし配置の関係で、残念ながら裏側はよく見えなかったので、ちょっともったいなかったという気がしました。
その隣は、
うっすらと雪が積もっている、運河のあるモジュールです。
少量の雪と全体的な色づかいや水面の表現などで、寒そうな冬の情景を上手く表現していると思いました。
2つめのコーナーモジュールです、
こちらはカーブの外側を海にしています。
しかしT-TRAKに限らず、昔からコーナーモジュールの情景は海にされる事が多い気がしますね・・・
この作品は、
前回にも見た記憶がありますが、
松の木が実感的になった様な感じがします。どこかの製品でしょうか?
これはダブルサイズですが、
変則的な3分割の構造になっています。
中央西線の高田川橋梁だそうです。手前の情景と背景が自然な感じで馴染んでいますね、現地の写真なのかもしれませんね。
今回のコンテストで審査対象になっている作品は以上ですが、
前回に参加した作品も展示されていて、
受賞作品も見られました。しかしグランプリ作品は置いてなかったので、ちょっと残念・・・
審査対象外ですが、T-TRAKコンテストに出ていた作品が並べられた一角もありました。
また、
西村慶明作品展と題して、
氏の手による紙製車両や、
鉄道の絵画、
江ノ電のレイアウトなども展示されていました。
という訳で、今回も落ち着いて鑑賞できる良いイベントでしたよ♪
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